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「M-1」新審査員の“審査傾向”を分析…“9人体制+若返り”が追い風になるコンビ名

女子SPA! / 2024年12月20日 15時45分

「M-1」新審査員の“審査傾向”を分析…“9人体制+若返り”が追い風になるコンビ名

(画像:NON STYLE石田明 Instagramより)

漫才日本一を決める『M-1グランプリ2024』が、ABCテレビ・テレビ朝日系で12月22日に生放送される。

◆今年の審査員は9人

今回の『M-1グランプリ』は第20回の節目で、審査員も顔ぶれが大幅に変わり、石田明(NON STYLE)、海原ともこ(海原やすよ ともこ)、柴田英嗣(アンタッチャブル)、哲夫(笑い飯)、博多大吉(博多華丸・大吉)、塙宣之(ナイツ)、山内健司(かまいたち)、礼二(中川家)、若林正恭(オードリー)の9人。山内、若林は、初めて決勝大会の審査員を務める。

昨年と比較して審査員を外れたのは、松本人志(ダウンタウン)、山田邦子、富澤たけし(サンドウィッチマン)。審査員の平均年齢は約5歳若返り、歴代王者たちが審査した2015年と同じ9人審査を採用する。

果たして、今年の審査員の顔ぶれはどのコンビに有利に動くのだろうか、また新9人体制は機能するのか? 元テレビ局スタッフが、決勝に進出したコンビではなく審査員を勝手に論評したい。

◆外れたサンド富澤を残念がる声

まず、審査員を外れた3人の中で、もっとも驚きなのがサンドウィッチマン富澤だ。

現役の漫才師である富澤は、これまで審査員を務める中でおもしろい得点をつけてきた。2022年の最高得点はさや香の97点で、2023年はヤーレンズの97点と優勝コンビのウエストランド以外の2組を評価。いい意味で、場を荒らす採点を行っていて、視聴者にはおもしろい審査員だった。

本人は昨年大会の終了後にラジオ番組で“審査員を休みたい”旨を発言していたので今回は外れたのかもしれないが、芸人としても絶大な人気があるだけに、SNSで寂しがる声が多く書き込まれた。

そんな富澤に変わって新たに選出されたのが、柴田、山内、若林なのだが、もっとも注目すべきはオードリー・若林正恭だ。

◆新たな審査員にかかる期待

若林といえば、現在では多数の番組を担当する売れっ子MCだが、かつてはズレ漫才を開発して2008年大会で準優勝。独自のお笑い理論も持つ芸人であり、トーク番組『あちこちオードリー』(テレビ東京系)では、さまざまな芸人と熱い討論を繰り広げている。

また、今年開催した『オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム』では、圧巻の30分以上にわたる漫才を見せキレの良さを披露。そんな能力値は高い若林だが、誰かを批評し、採点するイメージがないだけに、どんな審査基準と得点を出すのか今から気になるところだ。

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