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弁護士でアナウンサーの青木美佳さん、42歳で「19歳年下男性」と結婚を決めたワケ/2024人気記事top5

女子SPA! / 2024年12月25日 8時44分

 新卒採用では在京キー局を中心に受験をしたものの夢叶わず、1年間ほど民間企業に勤務したのちに大学院に進学。再度の就職活動を経て、フリーランスのアナウンサーとして各局の番組に出演し始めました。

 幼い頃から憧れていた職業に念願叶って就けたものの、契約は1年ごとの更新、報酬は番組出演の本数に応じた支払い体系で、待遇はきわめて不安定でした。とくに女性アナウンサーは若さが重視される傾向にあり、周囲の優秀な先輩が30歳を過ぎて急に仕事がなくなる姿に不安を抱いていたといいます。

 仕事と並行して早稲田大学大学院法務研究科(ロースクール)に入学し、34歳、4回目の挑戦で司法試験に合格。当初はアナウンサー業を中心に弁護士として仕事を行う予定でいましたが、「いざ始めてみたら結局、弁護士業が8割になっていました」と笑います。

◆司法試験、気象予報士試験、行政書士試験に合格した夫

 夫の友貴さんは1999年、愛知県名古屋市生まれ。司法試験のほか、12歳で気象予報士試験、15歳で行政書士試験と、難関国家試験を3つ突破しているというのだから驚きです。

 幼い頃から天体や気象に関心を持っていたという友貴さん。10歳の頃、気象予報士・森田正光さんの著書を読んで、気象予報士試験を受けることを決め、中学1年生の時、史上最年少(当時)の12歳で合格を果たしました。

 法律の分野にも興味があり、こちらも当時、最年少の15歳で行政書士試験に合格。高校合格が決まると今度は司法試験の勉強を始め、2020年、神戸大学理学部1年時にして司法試験の受験資格が得られる司法試験予備試験に、翌年には司法試験本試験に合格しました。

 現在は司法修習中で、来年度からは大手の法律事務所に勤務する予定です。法律と気象は一見異なる分野のように見えますが、「どちらの分野もロジックで物事を考えるという意味では共通しており、近い部分がある」と話します。

◆夫が好意を寄せたきっかけは、妻のつぶやき

 年齢も出身地も異なる2人を結びつけたきっかけとなったのは、Xでした。

 30代半ばで弁護士のキャリアをスタートし、仕事に打ち込んでいた美佳さん。経済的にも自立し、結婚願望も強くはありませんでした。しかし、40代に入り、出産可能年齢のリミットが視野に入るようになったことがきっかけで、「10年20年先を見据えたときに、仕事だけに時間を費やしていいのか」と悩むようになりました。

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