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弁護士でアナウンサーの青木美佳さん、42歳で「19歳年下男性」と結婚を決めたワケ/2024人気記事top5

女子SPA! / 2024年12月25日 8時44分

美佳:仕事では色々な経験をさせてもらってきて、人生であと何をしていないかと言われれば、結婚や出産ぐらい。不妊治療に国からの保険が適用されるのも43歳未満と決まっているので、40代前半の間に何もしなければ、この先に後悔するのではないかと思いました。

 出会い目的の合コンや婚活アプリには抵抗がありましたが「『食わず嫌い』はよくない」と期間と期限を決め、いわゆる婚活市場に飛び込んでみます。

 しかし、年齢や収入など「スペック」で異性を判断しとっかえひっかえする印象を受け、短期間で離脱することに。「日常生活の中で自然に知り合った人を好きになり、その先に結婚出産を考えるという流れが私にとっては理想。結婚や出産を目的として条件が合いそうな人を選ぶやり方は合わないと改めて思いました」と苦笑いします。

◆会う前にDMで好意を告白

 Xのアカウントを開設した初期の頃から「質問箱」を使っていたという美佳さんですが、Xで自身の恋愛・結婚観をつぶやけば「同年代は育児で追われているのに、未だに恋愛だ何だ言っていて幼いと思いませんか」など辛辣な質問が複数届き、世間の年齢に対する画一的な見方に疑問を感じていたといいます。

 それでも質問を無下にせず、真摯に対応し続けていました。そんな彼女の姿を目に留めていたのが、気象情報をつぶやくためにXを活用していた友貴さんだったのです。

友貴:Xは実は、人の本質が見えやすいツールだと思っています。どんなに繕っていたとしても、よく読んでみると、その人の人柄や考え方を感じ取れます。(美佳さんのポストは)人を傷つけないよう、多方面に気を遣って言葉を選んでいた。優しい人だというのはつぶやきを見ている段階でわかっていました。

 Xを通じて、美佳さんがアナウンサー兼弁護士として、著作権法などの知的財産権分野に詳しいことも知っていたという友貴さん。すでに司法試験に合格していた2022年夏、「自分も特許など知的財産権に興味があるので弁護士の先輩として話を聞かせてほしい」とXからDM(ダイレクトメッセージ)を送り、美佳さんもこれを承諾。

 当時、美佳さんは東京、友貴さんは神戸に住んでいたためにすぐには会えず、数か月間はDMを通じてやり取りをすることになりました。Xから美佳さんの恋愛観や結婚観を把握しており、「今お付き合いしている人がいないのであれば、直接アピールしてしまおう」と考え、やり取りの中で、「女性としても素敵だと思っています」と、好意を先に打ち明けていました。驚きこそしたものの、美佳さんの側も決して悪い気持ちを抱くことはありませんでした。

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