「39歳→40歳のショックに比べると、59歳→60歳はそうでもない」気持ちは若いのに体は老いていく熟年の“もがき方”<漫画>
女子SPA! / 2025年2月3日 8時45分
「39歳→40歳のときのショックに比べると、59歳→60歳のショックはそうでもない」
女性の心理を鋭く突いたひとことだと唸(うな)ったあなた、もしかしたら50代、いいえ40代後半でしょうか。
『マダム60 60代もいろいろある』(竹書房)は、漫画家・青沼貴子さんが60代のあれこれを綴ったコミックエッセイです。
◆気がつけば、あっという間の60歳
39歳→40歳は、まだ若いという実感があったのです。しかし59歳→60歳は、高齢者ではなさそうですが、間違いなく熟年者です。華やぐ気持ちはありつつ、体のあちこちから不具合の声が聞こえたりして。
40代ではそんな声に抵抗したものの、60代では納得したうえですみやかに対処する、という潔いあきらめが身につくのかもしれません。
親の介護や子供の独立、経済的な問題など、自身の変化に加え、60代も人生の転機です。
60代、悩む時間など無駄!笑って過ごしてこそ人生!青沼さんの元気の秘訣、ちょっとのぞいてみませんか。
◆美容整形にチャレンジしてみる
顔の造作や体のラインを整えるのが、若い世代の整形だとしたら、60代の整形は、現状を維持したい清潔感を保ちたいという主旨が圧倒的かもしれません。青沼さんのお母様(よしえ・86歳)がチャレンジしたのがホクロ除去。
最近ではイボ除去も人気ですが、青沼さんが気になっていたのが首にある赤ボクロです。シワやシミはそれなりに保存しつつ、不自然でないレベルで年齢なりにきれいでいたい。美しさの基準を自分で決めて、流行など関係なく、自分をプロデュースできるのも60代ならではの楽しみではないでしょうか。
手術は10分ほどで完了、料金は数千円。3週間ほどでだいぶ目立たなくなるそうです。ホクロにシミ。サクッと取るだけで幸福度はみるみるアップ。心身の高揚のために、大人の整形は大いにアリです。
◆意外にイケる、娘’Sファッション
気持ちはまだ若いのに、体はそれなりに老いていく。60代が感じるのは心身のギャップ。着たい服と似合う服がズレてくるのも、しかたないとはいえ切ないもの。
青沼さんはこっそり、アンさん(娘さん)の服を借りているのだとか。女性の服は若い方向けのほうが色合いも鮮やかですし、デザインも可愛いです。
でも歳だから……、なんて本当は無視したい一般論に毒されて我慢してしまうのは、かなりもったいない。
「遊び心で、たまーに派手な服を着ると気持ちも華やいだりする」と本書。ファッションも悩むよりまずトライ。
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