友達だった男女が0日で結婚を決めた“なれそめ”、もどかしい二人にジワる理由<漫画>
女子SPA! / 2025年2月5日 8時45分
『付き合って0日で結婚を決めた2人の話』(KADOKAWA)。
このタイトルから想像できる話って何でしょう?家なし金なし仕事なしの女性が、裕福な男性と偽装結婚するとか、難ありの彼氏から逃げるために、ハイスぺ男性と急ぎ結婚するとか。
本書の著者である妻・えむふじんと、夫・えむしの結婚話は、まったく違います。
恋人なし、独身、でも生活にはまったく困っていない、順風満帆に人生を謳歌していた、いわゆる普通の男女がゆるっと結婚してしまのです。妻側、夫側の両方の視点から語られるのは、「この空気感、わかる!」と膝を打ってしまうほどなじみ深いものばかり。
◆この関係って、いったい何だろう?
付き合ってる? 付き合ってない? 友達? いや、友達にしては一緒にいすぎでしょ? じゃあ、何? という、掘り下げたくても掘り下げるのがこわい、そんな関係性から抜け出すのは、案外難しいですよね。
そこをどうやって乗り越えたのか、この流れが実にリアルなのです。
えむふじんさんとえむしさんの出会いは、よくある友人同士の集まりです。その席に居合わせただけだったふたりですが、後日、利害関係が発生します。
えむふじんさんは、アメリカ留学を控えていました。片やえむしさんは、一人旅が趣味で海外生活の経験者。留学のための書類作成を手伝ってもらうため、えむふじんさんがえむしさんに連絡した、というのが最初の成り行きです。
◆偶然から必然になって悩むふたりだったが…
このあたり、変に気を遣わず素直に教えを乞(こ)う、えむふじんさんと、頼まれたら断れずに世話を焼くえむしさん、という調和がすでに築かれていたのですがが、当人たちは名もない関係性に戸惑ってしまうのです。
私達は、名前がつくとどこか安心しますよね。たとえば体調を崩した時、原因が判明して病名がつくと安堵します。なぜなら解決策が見いだせるから。とはいえその分、不安もつきまといます。
人との関係性も同じではないでしょうか。友達、恋人、妻、夫。カテゴリーに分類されると、そこに自分をあてはめられるので、今後の思考や行動もスムーズに決められるのです。
ただ、人との関係性はむろん相手があってのこと。こちらが「恋人」認定しているのに相手が「友達」認定していたら? 不安をとおりこして絶望してしまうかもしれません。
偶然の出会いから、気の合う時間を過ごし、会い続けるのが必然になってからも、ふたりは大いに悩んでしまうのです。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
飲まない夫が「お酒やめたら?」と言い出した。理由は「女性としてキレイに見えない」から
オールアバウト / 2025年2月3日 22時5分
-
「もしも母親適性検査があったら私は不合格だ」悩んだ結果、母はやめず“妻をやめた”女性の胸中とは?
女子SPA! / 2025年2月1日 8時46分
-
外資系勤務のパワーカップル「夫は100人以上の女性と浮気していました」それでも妻が離婚しなかった驚きの理由とは(前編)
OTONA SALONE / 2025年1月25日 20時30分
-
虐待レベル!結婚直後に夫が豹変したので密かにピルを飲み始めた妻「妊娠したら離婚できない…」
オールアバウト / 2025年1月23日 22時5分
-
ズボラさん共感!マネしたくなる手抜き家事テクいっぱいのアラフォー主婦、ふきんで靴洗いのワケ<漫画>
女子SPA! / 2025年1月13日 8時45分
ランキング
-
1今年も大量廃棄「ご利益なんてない」売れ残った恵方巻きに疑問噴出、米不足も批判に拍車
週刊女性PRIME / 2025年2月5日 8時0分
-
2「五十肩」を最もスムーズに改善する方法…じっと安静はダメ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月5日 9時26分
-
3「那智の滝」で滝つぼ凍る 和歌山の世界遺産、白く雪化粧
共同通信 / 2025年2月5日 10時26分
-
4部屋を整理していたら、使っていない「クレジットカード」を3枚発見…!すぐに解約したほうがいい?
ファイナンシャルフィールド / 2025年2月5日 4時30分
-
5「23歳と29歳の時、突然クビに」2社を不当解雇で訴えた男性。総額4700万円の和解金を勝ち取れたワケ
日刊SPA! / 2025年2月5日 8時53分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください