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「片付けられない。人付き合いができない」生きづらさは脳のクセのせい!心が軽くなるコツとは?

女子SPA! / 2025年2月11日 8時45分

ラクできるところはとことんまでラクをして、家事のハードルを下げるのです。「めんどうだなぁ」をひとつこなしたら、「できたじゃん!えらい!」と自分をほめてあげましょう。

◆同時に2つ以上のことができない

「ADHD(注意欠如・多動症)の人はマルチタスクが苦手」ともいわれています。「ワーキングメモリー(記憶のお盆)が小さいため、記憶の容量が少ない」という脳の性質があるからです。

この性質を理解し、「ひとつを終わらせてから次にとりかかる」を基本にするのがベター。

多動性と衝動性を兼ね備えているので、目新しく興味のあることに飛び込みがち。ワクワクした気持ちでアイデアを連発し、集中力もマックスまで跳ね上がりますが、続けるのは難しいのです。

良い面と改善したい面を考慮し、「音楽を決めて、1曲終わったら次のことをする」など決まりを作るのも手です。あれもこれもやる!というように、目標は欲張りすぎず、適度にゆるく設定しましょう。

◆気がつけばいつもひとり

「ASD(自閉スペクトラム症)の人は、人との関わり方が独特」だといいます。

人との距離の詰め方がわからず、グイグイと圧の強い人もいれば、何を話したらいいかわからない人もいるといいます。どちらも悪気はなく、むしろ本人は困っているのです。

飲み会などの集まりで、気がつけばいつもひとりでポツンとしている人は、「受動型のASD」かもしれません。自分からは人と関わらず、話しかけられたら受け答えはしますが、内心では困惑マックス。どういう風に人間関係を築いたらいいか、ほどよい距離感がつかめないため、お昼休みなどの何気ない雑談も必要以上に疲弊してしまいます。

このタイプは最初から「あんまりしゃべらない人」とカミングアウトしてしまのはいかがでしょう。「おしゃべりは苦手ですが、みなさんのお話を聞いているのが楽しいです」と打ち明けて、聞き役に回ってしまうのです。

大切なのは「話さなければならない」という自らに課すプレッシャーを取り払うこと。あるいは、飲み会の席などでは「写真や動画を撮る役割」など、率先して引き受けてしまうのもいいですね。こうすれば、無理に話さずとも苦にはなりません。

◆「ノー」と言えない

「子供の頃から、親や先生、友達の言うことに黙って従ってきた」。こんな人の中にも「ASD(自閉スペクトラム症)」の受動型がいます。幼児期からずっと相手に従ってきたので、自分の気持ちを開示したり表現するのが苦手なのです。

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