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女性自衛官ってどんな生活してるの?女オタクが潜入してみた。搭乗体験はめっちゃ気持ちいい~!!

女子SPA! / 2025年1月4日 8時46分

体験宿舎はベッドとロッカーのみというシンプルな4人部屋。国防の最前線ともいわれる那覇基地だけあって、スクランブル(緊急発進)で飛び立ったであろうF-15Jのエンジン音も聞こえてくるなど、眠りに就く間際まで自衛官気分満載でした。

体験初日を一緒に過ごした仲間ということもあり、それぞれの自衛隊や飛行機への想いや情報を共有し合うなど、消灯まで会話は尽きず。

途中、スクランブルらしき音がした際には全員が一斉に窓辺へ駆け寄ったことに、互いの顔を見合って大笑い。参加者同士の交流もいい思い出です。

◆気になる自衛官の恋愛事情

見学や体験の合間には自衛官の方々と交流する機会があったほか、ツアー中はチームリーダーの女性自衛官のほかにも、那覇基地の自衛官の方々や、2020~2023年にブルーインパルスの飛行班長を務めたJACKY(TACネーム)さんが同行。

自衛官の業務からキャリア、有事への思いや恋愛事情まで、いろいろな話を聞くことができました。

また、戦争を放棄しているはずの日本で戦闘機の保有や演習が必要な理由、災害救助時に陸・海とどう連携するのかなどもお聞きでき、なんとなくでしか知らなった自衛隊について理解が深まるきっかけにもなったと思います。

◆女性自衛官はモテるらしい? 職場結婚が多し

ちなみに、恋愛や結婚は自衛官同士というケースも多いとのこと。仕事への理解が得やすいほか、国防という同じ志を持っていたり、過酷な訓練などを通じて相手の本質が見えたりすることで、居心地のいい相手を見つけやすいようです。

男性比率の高い自衛隊、女性自衛官はモテるらしいですよ。一方で、別れた後が気まずそうだから基地内では恋愛したくないという女性自衛官の方や、猛アタックの末に20代前半で職場結婚をしたという女性自衛官の方もいらっしゃいました。

参加前は自衛官にちょっぴり怖そうな印象もありましたが、どの方もとてもフレンドリーで人間味があり、笑いと興奮に包まれた2日間となりました。一方で、規律正しい生活を体験し、自衛官の方々の熱い思いにも触れたことで、頭が下がる思いでもあります。

◆「知る」ことの大切さを実感した

自衛隊への受け止め方は人それぞれかと思いますが、今回『女性のための自衛官体験』に参加したことで、「知る」ことの大切さを改めて実感したというのが率直な思いです。

世界ではいまなお戦争があり、日本においても自然災害のリスクが高まっている今日、私たちが平和に安全に暮らしていくためにはどうすればいいのか。何が必要で何が不要なのか。そして変哲もない毎日があたりまえに繰り返される幸せ……。

軽い気持ちで申し込んだ私でさえ帰りの飛行機でそんなことを考えたほど、楽しさにプラスして学びも多かったイベントだったと思います。

「女性のための自衛官体験」は各自衛隊が毎年持ち回りで実施しており、2025年は、同時期に海上自衛隊での開催が予想されます。護衛艦や潜水艦を間近で見たいという方や、自衛官ライフを体験してみたいという方、また、知らない世界を覗いてみたいという方にもおすすめです。

※写真は防衛省ならびに那覇基地と参加者の許可を得たうえで掲載しています

<取材・文/千葉こころ>

【千葉こころ】
自由とビールとMr.Childrenをこよなく愛するアラフィフライター&編集者。
人生後半戦も夢だけは大きく徒然滑走中

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