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「太らないパンの食べ方」を、“パン中毒”だった保健師が教えます:1月に読みたい記事

女子SPA! / 2025年1月16日 8時45分

では、パンが太りやすいのはなぜなんでしょうか?パンって、こんなに無性に食べたくなってしまうんでしょうか?パンが太りやすい理由について、今から詳しくお話ししていきますね。

◆太りやすい理由1:糖×脂

人が太る原因の1つは『糖質のとりすぎ』だというのは、みなさんご存知ですよね。このことから、糖質が高いパンを食べ過ぎると、太ってしまう…というのは、多くの方が想像できることだと思います。

しかし、パンが太りやすいのは、これだけが原因ではありません。実は、太るもう1つの原因は、『糖×脂』の組み合わせなんです。

どういうことかと言うと、例えばご飯であれば、お米と水のみでできていますが、パンですと、糖質である小麦粉に加え、バター・マーガリン・ショートニングなど、脂が加わっていますよね。

そのため、パンというのは、糖質だけでなく、糖×脂の組み合わせであるため、ご飯よりも太りやすいんです。

私が大好きだった、あんことマーガリンたっぷりの小倉トーストなんて、糖×脂の最強タッグと言えるかもしれません。

いつかのCMで「おいしいものは糖と脂で出来ている!」なんてフレーズがありましたが、おいしいがゆえに、たくさん食べてしまうんですよね。

加えて、パンというのは、油だけでなく、砂糖・塩・添加物などが含まれている場合も多いので、さらに太りやすくなってしまったり、腸内環境を悪化させてしまうリスクまであるんです。

反対に、ご飯であれば、魚や納豆など、ヘルシーな献立を組みやすく、 食物繊維やセラミドなど、便秘解消や美肌に良い成分も含まれていますよ。パンがご飯より太りやすいのは、こういった理由もあるんですね。

◆太りやすい理由2:グルテン

「グルテン」って聞いたことがあるでしょうか?最近、健康志向の女性などに「グルテンフリー」って流行っていますよね?スーパーなどでも、小麦粉の代わりに米粉・おからパウダーなどを使用した食材なども、多く見かけるようになりました。

そもそも、グルテンとは何かと言うと、小麦粉に含まれる成分の1つで、粘りなどを出す特徴があります。

では、「グルテンフリー」が流行しているように、なぜグルテンが敬遠されるようになったのでしょうか?それはグルテンの特徴にあります。

実は、グルテンには、食欲を増進させる作用があると言われているんです。

こんな作用があるなら、過去の私がパン中毒になってしまったのも、納得ですよね。どうりでやめられないわけです。その上、パンの多くは、砂糖よりも血糖値を上昇させやすいです(参考:シドニー大学、GI値インデックス)。

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