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39歳・元キー局アナの私が“若い男性3人組”に路上でナンパされ、愕然としてしまったワケ

女子SPA! / 2025年1月17日 8時46分

 さかのぼっての「可愛い」発言のときもそうでしたが、やはり私自身、ちょっとでも実年齢より若く見られた! と感じさせる言葉に喜びを感じてしまっている事実に気づいたのです。

◆若く見られてちょっと浮かれている自分に愕然

 私はアラフォー。年齢なんてただの数字! がモットーと言っても過言ではありませんでした。

 よくネットニュースのコメントなどで、私の容姿について「やつれた! 老けた! 髪が短いほうがより若々しく見えるのに!」などのコメントをいただくたびに、私はこれで満足ですし、ひと様に外見のことを言われる筋合いはありません! 若く見られなくてヨシ! なんて対応をしていた訳ですが、いざ若さを想起させる言葉を耳にし、ちょっと浮かれている自分に愕然としたのです。浅ましい……と感じてほんのり恥ずかしくもあります。

 それからずっと考えています。これは「見た目」に限る問題だと思いますが、ある一定の年齢に達したら、これは私の仮説ですが、「自分の中で何らかの老いを感じる現象が始まってから」、人様から自分の年齢を若く言ってもらえると、一定数の人は嬉しく思うのがほとんどではないかと。

 このことをInstagramやThreadsで呟いた際、多くのお言葉をフォロワーさんからいただきました。

「自分はむしろ若く見られたくなく、おばさんという領域を楽しんでいます」というご意見。男同士では、むしろ若く言われると舐められていると感じるというご意見。私のお友達に至っては、医療関係の仕事をしているため、患者さんから若く見られると、自分は未熟なのではないかと感じてしまう……など。

 私が気づいたのは「精神的年齢」と、「見た目年齢問題」というのはまったく切り離して考えるべきではないかというところです。精神的には成熟していると思われたい。一方で、純粋に、見た目に関しては老け込みたくない、が、多くの人の本音ではないかと感じるのです。

◆“ある本”の予約数にびっくり!

 この私の疑問を解消すべきであろう本をたまたま見つけました。精神科医和田秀樹先生の『60代からの見た目の壁』。

 シニアが元気に生きていくためには、常に意欲を失わないようにしなければならず、実はそれを保証するのが見た目であるという理論に基づいたものです。

 大いに興味を抱いた私は、まず図書館で借りられないものか……と私が生活する札幌市の図書館で予約の手続きをしようとしたところ、

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