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『ライオンの隠れ家』自閉スペクトラム症の弟で評判の27歳俳優「死別の経験がずっとつきまとう」わけは?

女子SPA! / 2025年2月2日 8時46分

 少し前に見直してみて、今に繋がっていることにとても驚きました。

◆ドラマでの反響は“One Up”になる

――あらためて『ライオンの隠れ家』放送時、反響は感じましたか?

坂東:周りの人はみんな見てくれてましたし、普段、僕の作品を観ない友達や、シュタイナー(坂東さんはシュタイナー教育の学校出身)の友達なんかも「いいじゃん」と言ってくれてました。

 もちろんすべての作品を良い作品にしたいと思って作っていますが、こうやって世の中からの反響をちゃんともらえたのは、僕にとってはOne Upになりました。

 今後、いろんな役をやっていく架け橋になればいいなと思います。

――このタイミングでの主演映画公開も。

坂東:ドラマをきっかけに知ってくれた人にも、「もしよかったら映画館で2時間ほど僕にください。損はさせません」と伝えたいです。

◆ぬいぐるみに囲まれていた幼少期

――ちなみに、『ライオンの隠れ家』では、兄弟のもとに突然現れる“ライオン”こと愁人くん(佐藤大空)の持っていたライオンのぬいぐるみも大切なキーアイテムでした。坂東さんは小さなころ、ぬいぐるみなどは持っていましたか?

坂東:ぬいぐるみ、めっちゃ大切にしてましたよ。犬を2匹飼ってたんですけど、その犬に似ているゴールデンレトリバーの大きなぬいぐるみだったかな。結構リアルなやつで、それに乗って遊んでました。

 あと『ファインディング・ニモ』に出てくる大きなシャークに、それから『ハリー・ポッター』のヘドウィグっていうフクロウで、首をくるくる回せるやつ。結構、ぬいぐるみだらけでした。

――小さなころからぬいぐるみを動かして物語を作ったり。

坂東:してましたね。

◆未来の自分のためにも今はガムシャラに忙しく

――最後に。現在27歳。30歳が見えてきましたが、ライフワークバランスを考えたりしますか? それとも今はとにかく仕事に邁進したい?

坂東:役者にとって現場があるのはすごく幸せなことなので、仕事をしていると安心します。ただそれだけだとインプットの時間がないんですよね。

 今は観たい映画があっても映画館には行けてなかったりするので、そういう時間を作ることも大切だと頭の中では思ってます。

――思っているところ。

坂東:たとえば1カ月の使い方っていろいろあって、前の役を忘れる期間や勉強する時間、プライベートでリフレッシュしたり、旅をしたり映画を観たりする時間。そして次の役と向き合っていく。

 それが全部の役にできたらこんな幸せなことはないですけど、今はガムシャラに挑戦して、自分で忙しくしていくべき時期だと思っています。

©「君の忘れ方」製作委員会2024

映画『君の忘れ方』は新宿ピカデリーほかにて公開中

<取材・文・撮影/望月ふみ、ヘアメイク/後藤泰(OLTA)、スタイリスト/李靖華>

【望月ふみ】
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi

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