バスで泣き叫ぶ娘に「うるさい!」と怒号。若い女性にトントンと肩を叩かれ…/子育て人気記事BEST
女子SPA! / 2025年2月1日 8時47分
◆抱き上げてみるも、逆効果に
由美さんは立ち上がり、ベビーカーに乗っていた赤ちゃんを抱っこしたそうです。
「揺れるバスの中で立ち上がり、なんとか娘をベビーカーから抱き上げました。そして椅子に座って抱っこしました。安定感がないのがよくなかったの、逆効果になってさらに大泣きしました」
バス内に鳴き声が響き渡ると、状況は悪化します。
「今度は、その年配女性が『子どもが嫌いなんだよ』と言ってきたのです。降りられればよかったのですが、目的の停留所まであと10分。結局、病院まで乗らないと乗り直しになるので、必死で娘をあやしました」
◆泣き止まない赤ちゃんに声をかけてきたのは…
慌てふためく由美さんの後ろの席に座っていた女性が、由美さんに声をかけてきたそうです。
「後ろから肩をトントンとするので、また怒られるのかと思って振り返ると、スマホの画面を見せてきました。その時は知らなかったのですが、ネットで話題となっていた赤ちゃんが泣き止むという動画で『これを見せたら泣き止むと思う』と言ってきました」
多分、20代前半くらいの年齢でかなり派手めなファッション。最初はちょっと警戒してしまいましたが、ずっと娘に動画を見せながら話しかけてくれたんです」
しかし、赤ちゃんは泣きやまなかったため、若い女性はある行動にでます。
◆さらに心穏やかになる出来事が
「動画に合わせて、女性がフフフンって歌いだすと、今度は別の年配女性もフフフンってハミングを始めたんです。殺伐としていたバス内に、娘をあやす歌声が優しく響いて、なんだか気持ちも穏やかになっていきました」
バス内が妙な一体感に包まれたあと、文句を言ってきた年配女性が別のバス停で降りました。
「終点に着くと、若い女性が『実はうちにも子どもがいるんです』と言って降りていきました。あれから、人を見た目で判断したらいけないって思いましたね」
公共の場でこそ、他人への気遣いが問われると言えます。どんな立場にあろうとも、優しくできる余裕が持てるようになりたいですね。
<取材・文/池守りぜね イラスト/ただりえこ>
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