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橋本環奈、浜辺美波、SANA、宮脇咲良…「紅白」出演者の顔面王者を美容整形外科医がジャッジ!

週刊女性PRIME / 2024年2月29日 7時0分

(左から)橋本環奈、宮脇咲良、SANA、浜辺美波

 1951年の開始以来、史上最低の視聴率を記録したと言われている2023年『NHK紅白歌合戦』。

 依然人気や知名度の高い旧ジャニーズ系アイドルがまったく出場しないことや、どうにも“間に合わせ”な雰囲気漂うK-POPアイドルや、ガチ昭和アイドルがいきなり出場決定するなど、今年の音楽シーンを反映しているとは言えない妙なラインナップに視聴者も戸惑いを隠せず、ある意味大いに話題になった。

 そんな中でも注目度が高かったのは、「世界で最も美しい顔」にランク入りしたメンバーもいる、K-POPアイドルグループTWICEの日本人メンバー MINA(26)、SANA(27)、MOMO(27)からなるユニット「MISAMO」。また48・46グループが振るわない中、元HKT48と元IZ*ONEで現在はLE SSERAFIMの人気メンバー宮脇咲良(25)。

 他にもゴージャスなドレス姿も注目を集めた司会の橋本環奈(24)、浜辺美波(23)に、意外なところでは元キャンディーズとして1人で登場、“全キャン連”をお供にヒット曲メドレーを熱唱した伊藤蘭(70)と、昭和時代には女性司会者2人に負けないトップアイドルだった薬師丸ひろ子(59)の変わらない歌声や可愛らしさも話題となった。

 芸能界の新旧メンバー入り乱れる紅白歌合戦、果たして「美容合戦」で優勝は誰か? 美容整形外科『R.O.clinic(アールオークリニック)』の院長・呂 秀彦医師に話を伺いました。

橋本環奈、浜辺美波美波、MISAMO、SAKURA…「顔面王者」は?

回答者:美容整形外科『R.O.clinic(アールオークリニック)』の院長・呂 秀彦医師

――視聴率は振るわなかったとはいえ、大晦日の番組ラインナップの中ではダントツで華やかで注目度の高い「紅白」ですが、今回はK-POP勢のビジュアルの良さが印象的でした。

呂医師(以下 呂)「確かに、日本のアイドルグループからK-POP界に羽ばたいたSAKURAこと宮脇咲良さんの美しさは、もはや日本人離れしていて、最初は元HKT48のメンバーとはまったく気付きませんでしたよ」

――大人になったこともあり、シャープな印象になりましたよね。同世代の女性たちからはファッションやヘアメイクも注目されているというのも納得です。

呂「HKT48時代よりダンスも本格的になり、さらに韓国式の自己管理の結果、痩せたというのもあると思いますが、印象的なのが鼻。彼女の鼻はすっと美しく、鼻って一見地味なパーツなんですがここがきれいだと美人度がぐっと増すんですよね!」

――美人っていうと、ぱっちりした目などを思い浮かべますが、鼻も見逃せないパーツなんですね。ちなみにもし彼女のような鼻を整形で作りたい場合は、どのような方法があるのでしょうか?

呂「鼻柱のボリュームと鼻尖の高さのバランスが大事なので、肋骨や耳の軟骨を使い鼻をシャープにする“鼻中隔延長”“耳介軟骨移植”や、手軽なところではヒアルロン酸を注入する方法もいいですね」

――ヒアルロン酸はダウンタイムもほとんどないので、芸能人にも人気といいますね。

呂「はい。ただし、鼻はナイーブな場所だしバランス感が大事なので、信頼のおけるクリニックで、部位に適した、適量のヒアルロン酸を使用することが大切。スッと通った鼻すじはセクシーさが増すし、“色気”重視の大人っぽいK-POPアーティストに憧れている方におすすめですね」

――では、同じくK-POPアーティストとして絶大な人気を誇るTWICEの日本人メンバーユニット「MISAMO」から、MINA、SANA、MOMOはいかがですか? 中でもSANAは「世界で最も美しい顔」に2021年・2023年、MOMOは2021年にランク入りしています。

呂「SANAさんは若い頃のお写真を拝見しましたが、かなりお痩せになったような。お顔は元々アジア美人系の整った顔なので、痩せて引き締まり、ますますおきれいになったのでしょう」

――やはりK-POPグループに所属するとダンスパフォーマンスが激しいせいか、みなさんぐっとお痩せになりますね。私のように根性のない一般人はついラクして痩せたくなりますが、クリニックで受けられるダイエットでおすすめの施術はありますか?

呂「もし、ふっくらしている時代のSANAさんにおすすめするなら、フェイスラインの脂肪吸引かな。フェイスラインってそこまで脂肪がなく、それだけにちょっとやるだけでもぎゅっと引き締め感が出て、“痩せた?”って言われるナンバーワン部位なんです。

 そして今のSANAさんのようにお痩せになっているけど、部分的にぽっちゃり感が気になるという方は、韓国で“CAT注射”などのお名前で有名な、“脂肪溶解注射”

 うちでは“ミケランジェロ注射”“BNLS注射”という名前でメニューがありますが、注射するだけで部分痩せが叶います。先ほどの宮脇さんやSANAさんのような、シャープな輪郭を目指したい方にもいいですね」

――脂肪吸引はダウンタイムなどの心配もありますが、注射系なら手軽でいいですね!

呂「そうですね。アラサー過ぎて輪郭がたるんできたなとか、体重は変わらないのにウエストまわりが気になるという方にもおすすめですよ」

――では、次にMINAさんはいかがでしょうか?

呂「彼女は元々顔のパーツ配置もよく、美女顔! ご両親の遺伝に感謝したいレベルですね。そこに、年齢やご自身の努力もあって全体的シャープになり、今のセクシーさと聡明さのある美人顔になった……という感じかな。特に人中が短く、鼻翼がすっとしているのがいいですね」

――話題の“人中”ですね。ここを短くするメイクはめちゃくちゃ流行ってますが、元々短いとは羨ましい限りです……! ちなみに人中を短くし、鼻翼をシャープにするというのは整形で出来るのでしょうか?

呂「もちろんできます。人中は手術によって短くする方法もありますが、上唇にボリューム感を出すことで短く見せる方法もあります。これはヒアルロン酸を注入するだけなので手軽だし、メイク感覚で行う方も多い、人気の施術です。

 鼻翼はシャープに見せるため、切って縫い合わせるので、ちょっとだけダウンタイムが必要ですが、こちらも美人度が上がるので人気ですよ」

――割と手軽な施術で“K-POP美人化”ってできるんですね。この中では美人よりかわいい顔立ちのMOMOさんは?

呂「彼女のチャームポイントはズバリ涙袋ですね! まるでなにか入れたみたいにきれいにぷっくりと膨らみ、それがお顔に立体感を与えています。涙袋は一時期、やりすぎる方がいてネガティブな印象になりましたが、彼女のようなナチュラルなふっくら感はとてもいいと思います」

――涙袋、メイクでも定番になりましたが、やはり美人には欠かせないものなんですね。ところで個人的にMOMOさんのきゅっと上がった口角が好きなのですが、口角を切らずに上げる施術などはあったりするのでしょうか?

「口角は口の下の筋肉に引っ張られ、下がるもの。なのでこの部分にボトックス注射をすると、引き下げる力が弱まり、口角が相対的に上がりやすくなりますよ」

――注入系っていろいろな目的に使えるんですね! 手軽だし人気なのがわかりました。ところで、彼女たちK-POP美女を顔面偏差値的にランク付けすると……?

「みなさん美人揃いなので難しいところですが、韓国系美人の“顔はシャープで”“鼻はスッと”“目はぱっちり”で判断するなら、ナチュラル美人のMINAさん、努力のSANAさん、驚くほど垢抜けたSAKURAさん、親しみやすいアイドル顔のMOMOさんの順番ですかね」

――先生の難しそうな表情から彼女たちの美人度は限りなく僅差なのでしょうが、彼女たちがアラサーになったらまたジャッジしてほしいものです! では、次に日本を代表するといっても過言じゃない、人気俳優にてその美しさも常に話題の、司会の橋本さん・浜辺さんはいかがでしょうか。

呂「橋本さんね! 実は彼女の顔になりたいという患者さんはめちゃくちゃ多い! 間違いなく、“患者さんが整形したい顔 リアル一位”です」

――さすがのハシカン! 彼女のお顔の具体的な魅力はどこにあるのでしょうか?

「ぱっちりした目に色白の肌、にっこり微笑むような口元。パーツの美しさもありますが、それ以上に素晴らしいのが、そのパーツの配置! 医師も修正箇所ゼロのパーフェクトバランスだと思います」

――まさかの満点! 美容医療的にも満点とは、さすがです。では、話題作にたくさん出演し、その楚々とした雰囲気から“彼女にしたい”と男性からも人気の浜辺さんは?

呂「おきれい! でも、口角が少し下がり気味だからかな。ちょっとさみしそうな、昭和の映画女優的美人ですね。あとは歯列矯正をされているのかな? お顔がシャープに大人っぽくなりましたね。これからますます期待の美人女優さんだと思います」

――文句なし美人のおふたりにもはや言うこともないと思いますが、もしおすすめするなら、どんな施術がありますか?

呂「エイジングケア! やはり美女にも老化は訪れますから、早めのたるみケアをおすすめしたいです。

 例えば、すでに芸能人にもダントツ人気のHIFUや、他にヘッドを変えることでたるみから美肌まで叶うポテンツァ、引き締めながらすっきりさせるサーマクールなど、エステ感覚で受けられ、ダウンタイムの心配もないメニューを早めかつ定期的に受けるとすごく良いと思います!

 これはもちろん、今特に悩みのない20代の女性にもプレケアとしておすすめです」

――ではここでエイジング枠から、セーラー服を脱いで早何十年、「セーラー服と機関銃」を熱唱した薬師丸ひろ子さんもついにアラ還ですが……。

呂「彼女の一番のチャームポイントである丸い目は健在ですが、ややふっくらされたような……? ボディラインの出ない衣装なのでわかりませんが、フェイスラインがふっくらして見えます。

 でもそのおかげか、シワは目立たないですね。年を取ってあまり痩せていると、シワやたるみが目立ちやすくなるんです」

――なるほど! 適度なふっくら感はアンチエイジングには必要なんですね。

呂「はい。なので、ある程度の年齢で体重ばかり気にするのは危険です。例えば、あご下のむっちり感が気になるなら脂肪吸引やハイフなど、パーツごとに医療的なアプローチをするのをおすすめします」

――他に薬師丸さんのエイジングポイントはありますか?

呂「年齢的に自然なことですが、目の下やマリオネットラインに少したるみが見えるかな? 年齢を考えたら十分おきれいですが、もしこのケアをしたいと言うなら、目の下は余分な脂肪を取り、引き上げる目の下のフェイスリフト。マリオネットラインもヒアルロン酸で膨らませて不自然にするよりは、切開するフェイスリフト手術がいいかもしれません」

――注入系ではなく根本的解決というわけですね。では、薬師丸さんのかわいらしさでもありますが、目尻のシワなどはいかがでしょうか?

呂「シワ系はボトックス注射ですね。若い方でも目尻は表情ジワが出やすいですし、打たれる方は多いですよ。他にも顎先のウメボシシジワなどにも有効です」

――ところで、年齢は70歳と薬師丸さんよりだいぶ上ですが、同じく昭和年代にご活躍された元キャンディーズの伊藤蘭さん。まったくと言っていいほど体型も変わらず驚きました!

「確かに、昔の衣装も入りそうなほどですね! 先ほど“痩せ”について話しましたが、若い頃から体型が変わらないというのは、つまり不要に皮膚が伸び縮みしないので、たるみにはいいんです! 体型もですし、肌ケアや私生活、今までのメンテナンスの総決算が出るのが伊藤さんのような70代だと思いますが、そういう意味では満点の美しさです」

――先ほどの薬師丸さんとはお顔のタイプも違いますが、そこでも差は出るのでしょうか?

呂「はい。薬師丸さんは顔のパーツが中心に寄っていて、伊藤さんは離れ気味。こういった“離れ顔”さんって老けにくいんです」

――となると、2023年の紅白、美的優勝者は……?

呂「元キャンディーズの伊藤蘭さんです! 70代でこんなにおきれいなんて、出演者みんなに勇気を与えたと思います。もちろん、テレビで観ていた往年のファンの期待も裏切らず、素晴らしい美しさと、それを維持されています。“伊藤蘭の美の秘密”を放送したら、もしかすると紅白より視聴率が取れるかも!?」

今回お話を伺ったのは……
呂 秀彦(ロ ヒデヒコ)先生。R.O.clinic(アールオークリニック)院長。日本形成外科学会専門医。医学博士。順天堂医学部卒業後、昭和大学形成外科・美容外科、大手美容クリニックを経て2020年R.O.clinic開院。患者一人ひとりに真心と誠意を持って、丁寧なカウンセリングとオーダーメイドの治療が好評。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAPS)に所属。

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