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「どうせ三流大学なんで…」女子大生2人が牛舎不法侵入もヘラヘラ態度、被害者は「伝染病の可能性」

週刊女性PRIME / 2024年4月4日 18時0分

※写真はイメージです

 春休みを過ごす大学生の行き過ぎた行動がネット上で取り沙汰されている。

3月27日の夕方4時ごろ、北海道のとある牧場の牛舎に若い女性2人組が勝手に侵入して、牛舎にいた牛をスマホで撮影していたそうです。2人が乗っていたのはレンタカーで、居住スペースを通り抜けて、牛舎に横付けにしていたとも」(ワイドショースタッフ、以下同)

“どうせ三流大学なんで”

 牛舎の関係者がやって来ても動画撮影を続けていたという2人。すかさず注意をすると、「知りませんでした。申し訳ありません」と、素直に謝ったそうだが、無断侵入が感染病につながる可能性があることを説明すると、

「2人は広島にある大学の薬科に在籍中だそうで、どこの大学か尋ねたところ“どうせ三流大学なんで言ってもわからないですよ”と、悪びれずにヘラヘラして、反省しているようには見えなかったそう。おそらく春休みを利用して北海道にやって来て、手が届くほど近くにいる牛を見て興奮して、写真か動画を撮ったんでしょうね」

 牛舎には“家畜伝染病予防につき当敷地内立入禁止”と掲示されていた。

牧場は“衛生管理区域”であり、関係者以外の立ち入りは禁止です。こうした事態が繰り返されると、牛の伝染病などが心配されるため、牧場の同業者がXで注意喚起を呼びかけました

 注意喚起をした投稿は、4月上旬の時点で24万回以上リポストされた。

 これに対して、

《明らかに私有地に侵入》
《今回の出来事で牛舎の消毒とか対応が発生したのなら、犯人を特定して賠償させるべき》
《不法侵入は迷惑行為ではなく犯罪です。警察に相談してほしい》

 といった声もあった。

被害牧場関係者に直撃

 そこで、週刊女性PRIMEが被害を受けた牧場関係者に電話で話を聞くと、

女子大学生たちの侵入による具体的な被害は、今のところありません。牛舎は、すぐに消毒しました。伝染病やストレスによる症状は、すぐに出てくるわけではありませんので、引き続き注意していきたいと思っています」(牧場関係者、以下同)

 今回のような不法侵入は地域全体に影響があるという。

伝染病が発生してしまうと、近隣の牧場にも被害が広がります。防疫の観点では、畑にも同じようなことが言えます。牧場にかかわらず、勝手に私有地に侵入することはやめていただきたい」

 今回の被害を受けて、対策も講じている。

被害にあった牛たちのケアのほかに、立ち入り禁止区域の管理強化にも努めています。ただし、このようなことがありましたが、見学ができないということではありません。事前に連絡していただければ対応できますので、無断に立ち入ることはしないでいただきたいです

 この女子大学生たちが学ぶべきは、学校で得る知識よりも、まずは一般常識が先かもしれない。

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