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「夫は息子より年下」63歳の妻と30歳の夫の衝撃夫婦生活、“保険金目当て”と言われても

週刊女性PRIME / 2024年5月19日 16時0分

あざらしさん 結婚相談所Mareal(マリアル)経営。起業家。結婚・恋愛アドバイザー。離婚後、シングルマザーとして奮闘しながらも好きなことを追求し、小型犬の洋服デザイン販売、バリ島でのスパ経営などを行ってきた。熊本地震で被災して東京へ移住。58歳のときに32歳年下の男性と運命的な出会いを果たし、2022年に61歳で再婚。ラブラブな様子をインスタグラムやブログで発信している 写真提供/あざらしさん

 SNSで話題のあざらしさん、62歳。なぜ話題かというと夫が32歳下の年の差夫婦だからだ。結婚したのは61歳のときで夫はそのとき29歳。交際期間1年半でゴールインとなった。

 そんな2人の運命的な出会いからを、あざらしさんが語ってくれた。

年の差婚は運命的な出会いから

「カフェに入ったとき、私の席にスマホの忘れ物があり、それを取りに来たのが彼でした。そのときはそれだけの出会いだったのですが、その1週間後くらいのこと。電車で前に座っている男性に見覚えがあり、それが彼だったんです。『あっ、あのときの!』『また会いましたね!』と話して、ご縁を感じてLINEを交換しました。それからやりとりするようになると、話がすごく合うんです。食事に行って、付き合うことになりましたが、当初はお互い年齢は聞いていませんでした」(あざらしさん)

 年齢を確認したのは4回目のデートのときだった。

私は夫のことを見た目どおり20代だと思っていましたが、彼は私を40代だと思っていたそうで。58歳だったんですけどね。彼は第一印象はチャラかったですし、付き合うのはいいけど結婚できるはずはないと思っていました」(あざらしさん)

 “王子”と呼ばれるあざらしさんの夫は彼女の年齢を聞いたときの驚きを語る。

「見た目が若かったのでまさか58歳とはビックリしました。でもきれいな人だと思っていて、話も合ったので、年齢を理由に交際をやめるということはなかったです。ただ最初から年齢を聞いていたら先入観で『話が合わないな』と思っていたかもしれないので、年齢を聞いてなくてよかったと思います」(王子さん)

 あざらしさんはバツイチで子どもと孫もいる。再婚となると王子さんの両親からの反対はなかったのだろうか。

「父は最初からすんなり認めてくれましたが、母は反対していました。彼女は母よりも年上でしたし。でもだんだん『自分の人生なんだから好きにすれば』という姿勢に変わっていって、結婚を認めてくれたんです」(王子さん)

 あざらしさんの父はすでに亡くなっており、母はあざらしさんの再婚に安堵していたという。

母が夫に最初に放った言葉が『子どもも産めないのにいいの?』でした。でも母は私が離婚してから1人でふらふらしているのを心配していたので、再婚はとても喜んでくれました。夫より息子のほうが年上ですが、息子と夫も仲よくしてくれています」(あざらしさん)

 実はこれまでも年下男性と付き合ってきたというあざらしさん。

「いつも顔だけで選んで失敗していました。でも夫は頭が良くて、私の言うことを理解し、わからないことがあればすぐにネットで調べていました。英語も話せるし、すごく年下だけど尊敬できたんです」(あざらしさん)

 2023年から夫婦で結婚相談所をスタートしたが、あざらしさんのような年の差カップルの交際も実現しているという。

75歳の女性と51歳の男性が今、交際しています。魅力的な女性で78歳の男性からも申し込みがあり、その方とも会っていただきました。でも昭和を生きてきた男性って上から目線で、俺はえらいといった話をされる方が多く、その方も例外ではなかったんです。でも51歳の男性は『好きです』と言って彼女に積極的にアプローチされて、今おふたりはとても幸せそうです」(あざらしさん)

円満の秘訣は“頼ること”

 女性のほうが年上の場合、交際がうまくいくコツはあるのだろうか。

「私自身は何かテクニックみたいなものを使った覚えはなかったのですが、結婚相談所を始める前に男性心理や恋愛心理をいっぱい勉強したんです。そのとき、愛されるために無意識のうちに自分もやっていたなあということはあります。それはできることでも『できな~い』と言って彼に甘えて任せることでした」(あざらしさん)

 1人で生きてきた女性はなんでも自分でやってしまいがちだ。力が入れづらくてもペットボトルのふたも頑張れば開けられるし、高いところにあるものはイスに上がって取ればいい。でもそういった小さなことでも男性に任せると、男性は「頼られている」とうれしくなるという。

「『お願い』と言えば男性は喜んでやってくれます。特に自分より若い男性は体力もあるので掃除だって早い。私も昔は家事を全部していて、お料理も完璧に作らないといけないと思っていましたが、この年になってそれをすると疲れてぐったりしてしまいます。今は朝ごはんはちゃんと作りますが、それ以外はほとんどお任せ。ただやってくれたことへ『ありがとう』を忘れてはいけません」(あざらしさん)

 また、見たい映画や行きたいレストランなどは、ほとんどあざらしさんが決めているという。

彼が行きたいところではなく、私が行きたいところへいつも連れていってくれるのですが、男性は女性が笑顔で喜んでいる姿を見るのが好きなんです。だから遠慮せずに行きたいところへ連れていってもらいましょう」(あざらしさん)

 一方、年下男性から見て、年上女性に求めるものは何だろうか。王子さんは次のように話す。

年齢にかかわらず見た目をきれいにしておくのは大事ですよね。最初はみんな見た目から入るので。よく『ありのままの私を見てほしい』という女性がいますが、それは交際が進むにつれて公開していけばいいんです。最初から見た目に構わない人だと恋が始まりにくいんじゃないでしょうか」(王子さん)

SNSで書かれた「保険金目当て」

 また、年の差カップルは「財産目当てで結婚したのでは?」など、うがった見方をされることもある。実際、あざらしさん夫妻もSNSにあることないこと書かれたそうだ。

彼が保険金目当てなんじゃないか、とかね(笑)。実は私のほうが金遣いが荒く、彼は全然使わないんですけど」(あざらしさん)

 SNSでは、見た目の若々しさも目を引くあざらしさん。ふだんから美容には力を入れているのだろうか。

「顔は化粧でなんとかなりますが、体形はなんともならないので、ジムにはせっせと通っています。あと湿度60%を部屋でキープし、乾燥させないことは徹底していますね。ただ、きれいにしているのは夫のためではなくて、自分のためです。鏡を見てため息をつかないようにしたいし、結婚相談所の会員様にお会いするときの印象をよくしたいという気持ちが大きいんです」(あざらしさん)

 最後に年の差カップルがゴールインするための秘訣を教えてもらった。

最初からジェネレーションギャップがあるわけですから、相手の意見を聞いて、理解する努力をすることが大事です。我慢してイライラするのではなく、相手を尊重して、許容範囲を広げて、感謝していれば、いくつになってもラブラブな結婚生活を続けられると思いますよ」(あざらしさん)

あざらしさん直伝!
女性が年上の年の差カップルがうまくいく秘訣

・人は見た目から。いつもきれいにしておく
・なんでも自分でやらず相手に任せる、頼る
・自分の死後、夫が再婚できるよう財産を残す
・男性が好きになってくれた後で自分を小出しにする
・我慢ではなく許容と感謝の気持ちを持つ

あざらしさん 結婚相談所Mareal(マリアル)経営。起業家。結婚・恋愛アドバイザー。離婚後、シングルマザーとして奮闘しながらも好きなことを追求し、小型犬の洋服デザイン販売、バリ島でのスパ経営などを行ってきた。熊本地震で被災して東京へ移住。58歳のときに32歳年下の男性と運命的な出会いを果たし、2022年に61歳で再婚。ラブラブな様子をインスタグラムやブログで発信している。

取材・文/紀和静 写真提供/あざらしさん

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