池田エライザ、“代表作がピンとこない”中で迎えたターニングポイント、実はすごい才能の持ち主
週刊女性PRIME / 2024年12月15日 18時0分
ドラマ『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)はNetflix並みの製作費をかけたと言われており、NHK朝ドラの主演俳優が顔を揃えるなど、俳優陣も豪華だ。今期のドラマの中では、一番見ごたえがあるという声も出ていたが、視聴率では苦戦を強いられている。
TBSのホームページには、『昭和の高度経済成長期と現代を結ぶ70年にわたる愛と青春と友情、そして家族の壮大なヒューマンラブエンターテインメント!』とあるとおり、テーマは壮大なのだが、《ストーリーが複雑に入り乱れすぎてついていけない。伏線、考察も多すぎる》と、早々にリタイヤしてしまう視聴者もいたようだ。しかし、物語が中盤に差し掛かかり、“謎”が解明され出すと、視聴率も徐々にアップしてきている。
“朝ドラ”俳優に混じって存在感
「確かにわかりにくいところはありますが、じっくり腰を据えて視ると、面白さが伝わってきます。ベテラン俳優たちはもちろんですが、主演、準主演の“朝ドラ”俳優たちは演技もうまく、見入ってしまいます」(テレビ誌ライター)
神木隆之介、杉咲花、土屋太鳳ら“朝ドラ”俳優たちに混じって、存在感を放っているのが池田エライザだ。
年配の視聴者にはあまり馴染みのない池田だが、2009年にファッション誌『二コラ』のオーディションでグランプリを獲得し、モデルデビュー。早くから女優を目指しており、オーディションに挑戦し続けていたという。そして2011年公開の『高校デビュー』でようやく俳優デビューを果たすと、その後は数多くの映画やドラマに出演。主演作品も多い。
また、モデルや俳優だけでなく、音楽の分野でも活躍しており、21年8月10日には『ELAIZA』の名義で音楽活動を本格的にスタート。さらに、20年には映画24区の青春映画製作プロジェクト『ぼくらのレシピ図鑑』シリーズの第2弾『夏、至るころ』で映画監督としてもデビューし、『エル シネマアワード2020』の『エル・ガール ニューディレクター賞』を受賞している。
ビジュアルでかえって“損”も
彼女の活躍はそれだけではない。なんと、スチールカメラマンとしても活動しており、男性週刊誌の表紙や巻頭グラビア撮影を担当したことも。実に多彩な才能を持ったタレントなのだ。
しかし、代表作は?と聞かれると、すぐに出演作品が浮かんでこない。そんな彼女のターニングポイントとなるのが今回の『海に眠るダイヤモンド』ではないかというのは、ベテラン映画記者。
「身長は170cmもあってスタイルがよく美人だし、演技も上手で歌唱力までありますが、ハッキリとした顔つきでかえって損をしているんでしょうね。キャリアを振り返ると、どうしても明るく“派手”な役を演じる機会が多い。でも、彼女はシリアスな役、暗い役をやらせたらとてもいい演技をします。
“代表作がピンとこない”というのは、地上波のドラマに限った話。2024年を代表する話題作になったNetflixのドラマ『地面師たち』や、主演を務めたNHK BSの『舟を編む 〜私、辞書つくります〜』、BSテレ東・テレビ大阪の『名建築で昼食を』を見れば、彼女がどれだけいい女優なのか実感することができます。今回やっと地上波のドラマで注目されていますから、活躍の場はこれからさらに増えると思います」
“モデル出身の女優”と聞かれすぐに頭に浮かぶのは、鈴木京香と米倉涼子だ。彼女たちはキャリアを重ね名女優と言われるまでになった。池田もその可能性が十分あるという。
「池田さんはビジュアルだけではなく、実力で這い上がってきた女優。これだけ多くの作品に選ばれて起用されるのは、その演技力が認められているからなのです」(同・映画記者)
その実力と存在感で、日曜劇場の“救世主”となるか――。
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