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「ちくわ」と「ちくわぶ」、まったく違った美味しく食べるための最適な“煮込み時間”

週刊女性PRIME / 2024年12月23日 6時0分

紀文食品の調査によると、家庭でおでんを作るときによく入れる具材の平均数は、8.24種類。住んでいる地域によって具材の種類がかなり違うそう※写真はイメージです

 日常の気になる疑問を解決!「ちくわ」と「ちくわぶ」の違いってなに?知って楽しいおもしろ雑学を友達や家族にも教えてあげよう。

知って楽しい!おもしろ雑学

Q.「ちくわ」と「ちくわぶ」の違いってなに?

A.ちくわは魚肉のすり身、ちくわぶは小麦粉が主原料。最適な煮込み時間も違います。(紀文食品 広報担当者)

 冬に食べたくなる、おでんや鍋などの煮込み料理。大根や卵も外せないが、「ちくわ」や「ちくわぶ」も王道の具材。この2つ、名前も見た目も似ているが、どんな違いがあるのだろうか。

ちくわはタラなど魚のすり身を主原料とした、いわゆる練り物の一種。ちくわぶの主原料は小麦粉で、魚はいっさい入っていないため、まったく別の食材なんです

 と教えてくれたのは、魚肉加工品を多く取り扱う、紀文食品の広報担当者だ。

ちくわの原型は、江戸時代末期に現在の愛知県豊橋市の人たちが製法を習い、トビウオなどで作りはじめたものといわれています。対して、ちくわぶの発祥については現在でも明らかになっておらず、主に関東圏で食べられてきたローカル食材という立ち位置。

 その点、ちくわはどの地域でも販売されているので、知名度にも大きな差があるのかもしれません」(紀文食品広報担当者、以下同)

 関東のおでんには両方が具材として入っていることが多いが、関西ではちくわぶをあまり食べないそう。

「また、適切な調理時間にも差が。ちくわは、すり身でできているので、おでんなどのつゆが染み込みやすい。むしろ、煮すぎるとうまみが汁に出て具材としてのおいしさが減ってしまうので、最後のほうに入れ10~15分ほど軽く煮るのがおすすめです。

 ちくわぶは煮る前はとてもかたいので、大根や卵などと同じ最初のタイミングで入れて、45分くらい煮ることで、火が通って味も染み込み、おいしく食べられます」

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