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《フジテレビ問題》制作会社倒産ラッシュの悪夢、現役Pが指摘する外部スタッフへのシワ寄せ

週刊女性PRIME / 2025年2月5日 16時30分

2025年1月27日、“やり直し”記者会見が行われたフジテレビ

 中居正広の女性トラブル報道をきっかけに、企業としての体制が問題視されているフジテレビ。スポンサー離れの状況は依然として変わらず、広告収入は233億円の減収を見込んでいる。

フジテレビ危機のシワ寄せ

この影響を受けて、春に予定されていた音楽特番『FNS歌謡祭』の放送が中止になり、人気番組の『逃走中』はロケが困難になったとも報じられています。今のところCM出稿が戻る見通しは立っておらず、今後は番組制作費の削減は避けられないでしょう」(スポーツ紙記者)

 テレビプロデューサーの鎮目博道氏は、番組制作の予算削減による“最悪の事態”を危惧する。

「フジテレビで仕事をしているフリーランスのスタッフや制作会社にシワ寄せがいってしまう可能性があります。中には、倒産する会社も出てきてしまうかもしれません」

 フジテレビでは労働組合への加入者が急増しており、社員が今後に不安を抱いている声も取り上げられているが、

「フジテレビの社員は、食べるには困らないんですよね。フジテレビという会社は、不動産などの収入もあり、潰れることはまずないでしょうから。目先でいちばん困るのは、いわゆる“外部の人たち”です」(鎮目氏、以下同)

 今後、フジテレビに求められるのは……。

「フジテレビの番組制作が急遽キャンセルになった場合、フジテレビがそのぶんをどこまで保証するのか、現状では、はっきりしていません。

 制作会社やフリーランスへの保証をしないとすると、路頭に迷うスタッフが出てくるでしょう。フジテレビには、その救済をする責任があると思います

 救済が行われないと、放送業界全体に波及する可能性もあるという。

番組制作会社が倒産すると…

「大きな制作会社が潰れてしまったりすれば、ほかの放送局でも、番組を作ってもらう制作会社が減ることになり、フジテレビだけの問題ではなくなってしまいます。

 これが放送免許に直接、影響するということにはならないと思いますが、制作会社の倒産が相次ぐようなことになれば、総務省としても無視できない問題になってくると思います。そうなれば、政府から指導が入る可能性も考えられるでしょう」

 外部スタッフへの誠意ある対応策を打ち出すのも急務のようだ。

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