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海と山の街、魅力語る 逗子市制70年式典、地元出身の石原良純さんらトークショー

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年4月21日 20時0分

石原良純さん(右)と三浦豪太さんらが地域の魅力について語った逗子市制70周年記念式典=21日、逗子文化プラザ

 神奈川県逗子市の市制70周年を祝う記念式典が21日、逗子文化プラザ(同市逗子)で開かれた。同市出身で市広報大使のタレント石原良純さん(62)らによるトークショーが行われ、海と山に親しむことができる地域の魅力を語り合った。地域に貢献した個人や団体を表彰し、来場した約250人が市歌を斉唱して節目を祝った。

 式典では桐ケ谷覚市長が市制70周年のキャッチフレーズに選ばれた「海が好き、山が好き、逗子が好き」を紹介。戦時中に横須賀市に合併され、住民投票により1950年に逗子町として分離独立した歩みを振り返り、「70年の節目は先人に感謝して市誕生の歴史を後世に伝え、郷土への愛着を深める機会にしたい」とあいさつした。

 トークショーには石原さんのほか、プロスキーヤーで登山家の三浦豪太さん(54)、双子ソプラノデュオ「山田姉妹」という市広報大使の4人が登壇。石原さんは小さな頃から海に親しみ、市内の森を歩いてきたことを明かし、「逗子には街があり自然があり、両方の良さがある」と話した。

 三浦さんは登山家として過酷な自然の中を歩いた後で逗子に帰ると「海と山が近く、心が落ち着く優しい自然があると感じる」と笑顔をみせた。

 式典では地域の発展に貢献したとして、6人と2団体が表彰された。

 横須賀市から分離独立した逗子町は54年4月15日に単独で市制移行した。 

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