岡井千聖が芸能活動休止宣言 子供の頃からステージに立ち人々を喜ばせてきた女の子が選んだ道
TABLO / 2019年4月27日 16時51分
2017年6月に解散したハロー!プロジェクトのアイドルグループ「℃-ute」の元メンバー・岡井千聖が4月26日、芸能活動を休止することを自身のブログで発表しました。
2002年に小学2年生でハロー!プロジェクトキッズオーディションに合格し、アイドル活動を始めた岡井ちゃん。2005年からは、後に“実力No.1アイドルグループ”と称された℃-uteのメンバーとなり、その小さな体からは想像できないパワフルな歌で、多くの人々を魅了します。そして、℃-ute在籍時からソロでバラエティー番組に多数出演、グループ解散後はさらに多くの番組に出演し、バラエティータレントとして活躍していました。
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そんな岡井ちゃんがいきなりの芸能活動休止宣言です。一体何があったのか──。
ブログによると、
「もちろん毎日とても楽しかったし、充実していました。が、次第に自分の中で、将来の事を考えた時に、本当に今のままの自分で良いのか?と疑問を持ち始めました」(https://ameblo.jp/chisato-okai-official/entry-12456984785.html)
と、小学生の頃から現在までアイドルとして充実した時を過ごしてきた一方で、将来に不安を抱いていたもよう。そして、
「子供の頃から芸能活動をしてきた私はこの世界の事しか知らないし、もう少し違った視点に立って、自分の幅を広げるような教養や経験や知識が必要ではないか、それに対して行動を起こすのはまだ24歳の今しかないのでは、と考え今回の結論になりました」
とのこと。芸能界とは異なる世界に触れることで、人間としてステップアップしたいという思いがあるようです。
岡井ちゃんといえば、つねに周囲を喜ばせたいというサービス精神が大きな魅力です。バラエティー番組に出演した際には、ハロプロのアイドルとしてはご法度なはずの家族暴露ネタも披露しました。まさに、番組サイドの期待に応えて、視聴者を喜ばせたいというサービス精神そのものです。
岡井ちゃんは子供の頃から人前に出て、周りの人々を喜ばせるために生きてきた人です。だから、多少はみだしても、人々を喜ばせることを第一に考えて行動してきたはずです。それはアイドルとして、芸能人としては本当に素晴らしいことだと言えます。
でも、そんな岡井ちゃんのサービス精神が、リスクになってしまう可能性もあるでしょう。それこそハロプロにおいて家族の個人情報暴露ネタがNGとなっているのは、それぞれのプライベートを守るためであり、その点で岡井ちゃんはすでにリスクを犯してきたこととなるのです。岡井ちゃんのサービス精神に、事務所の人がヒヤヒヤしていた可能性はゼロではない。そういう意味では、芸能人としてのサービス精神とそれに伴うリスクとのバランスを保つのは、とても難しいことなのです。
あくまでも仮定の話ですが、岡井ちゃんがファンのため、視聴者のため、オファーしてくれたテレビ局のスタッフのため、あるいは家族のためだと信じてとった行動が、予期せぬ形で何らかのいざこざを招く可能性もあるのです。そういったリスクの存在に気づいたのであれば、これまで芸能人としてのサービス精神を信じてきた岡井ちゃんが、芸能活動を休止して「自分の幅を広げるような教養や経験や知識」を獲るために行動したいと思うのは、自然の流れだと言えるはずです。
サービス精神だけでは回避することのできないリスクを避けるためには、芸能人以外の価値観が必要だ──。岡井ちゃんは、そう考えるようになったのではないでしょうか。
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ちなみに、今回の活動休止発表にはちょっとした予兆がありました。昨年まではバラエティータレントとして精力的に活動していましたが、今年の3月あたりから、ちょっとずつテレビ出演が減り、4月になったところで、ほぼ活動休止の状態となっていたのです。きれいに年度替わりのタイミングに合わせて仕事量を調整しているということで、計画的な活動休止だったとも考えられそうです。
どれくらい活動を休止するのか、活動休止中にどんなことをするのかなどは決まっていないようですが、ブログやSNSはそのまま残しておくとのことです。ということは、現時点では所属事務所に残ったままであり、今後芸能活動を再開することもあると思われます。
岡井ちゃんが未知の価値観を知ったならば、きっと芸能人としてのサービス精神とそれに伴うリスクとのバランスをしっかり保つことができる人になって帰ってくるはずです。今回の活動休止は、誰一人悲しませることなく周囲の人々を喜ばせることができる「最強の芸能人」になるための一歩なのです。まさに“人生はSTEP!”。芸能人としてだけでなく、人間として成長していく岡井ちゃんを見守ろうではありませんか。(文◎大塚ナギサ)
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