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ゴーン被告は日本脱出にグリーンベレーの力を借りていた!? 日本の脆弱ぶりが大露呈!

TABLO / 2020年5月21日 11時30分

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画像はイメージです

 

「グリーベレーにかかれば、日本から脱出させることなど容易」

5月20日、アメリカのマサチューセッツ州の検察当局が日産前会長のカルロス・ゴーン被告の逃亡を手助けした容疑で2名の男性親子を逮捕したとロイター通信が報じました。

逮捕されたのは米陸軍特殊部隊「グリーンベレー」の元隊員、マイケル・テイラー容疑者(59)とピーター・テイラー容疑者(27)。2人は親子で、東京地検が犯人隠避と入管難民法違反ほう助の容疑で逮捕状を取っていました。

拘束は日本の要請によるもので、アメリカの司法省は5月6日に逮捕状を受け取り、ついに2人を確保・逮捕したわけです。

 

「ゴーン被告は大型の箱に隠れてプライベートジェットで日本から逃亡した」

アメリカの司法当局はこのような逃亡方法を文書にしましたが、それは、日本国内で語られていたようなミステリー小説顔負けの逃亡方法ではなかったようです。事実、アメリカ当局は容疑者である元グリーンベレーの男に対して、こう指摘しています。

「マイケル・テイラー容疑者が日本で訴追された罪は、大規模な逃亡計画を立てる能力や拘束条件をあからさまに軽視する姿勢を証明している」

つまり、この元グリーンベレーの容疑者は明らかに「日本をナメていた」わけです。

 

参考記事:「乗客の体臭が臭すぎる!」で不法入国者とバス運転手が拘束 ロヒンギャとみられる6〜29歳の男女 | TABLO

 

実際、日本は、司法の問題がある無しにかかわらず、重大な事件の容疑者であるはずのゴーン被告を逃亡させただけでなく、逃亡劇を実行させた協力者を特定しながらも捕まえることができないという、治安の弱さを露呈してしまいました。

冒頭の発言は、「グリーンベレー」に詳しい自衛隊関係者の声ですが、国際的にも日本の治安能力の低さを喧伝してしまったのではないかと懸念していました。

 

たしかに、罪が確定していない容疑者を拘置所に最長23日間も拘留できるなど、日本の司法制度は国際的にも問題視されているのは事実です。

しかし、今回のゴーン被告の逃亡劇を成し遂げた容疑者の逮捕によって明らかになったのは、グリーンベレーといったその道のプロにとって、日本のセキュリティは入念に入念を重ねなければ脱出できないシロモノではない…ということでした。

そんなプロたちを擁するアメリカの当局が本気になれば、犯罪者は逮捕できるんだよ…と要請元の日本に知らしめたカタチになりましたが、今もレバノンに滞在していると見られる肝心のゴーン被告は、悪びれることなく国際社会に対して日本の司法問題を訴え続けています。

 

関連記事:「満足させたら三千万円…」セレブ老女によるイケメン男子買春のおぞましい実態

 

そのゴーン被告も、そもそも「日本からの脱出が可能」だと考えてなければ、特殊部隊であれ何であれ、逃亡の手助けを依頼していないはずです。

プロの手を借りれば、いつでも日本から脱出できる…長年日本内側から見続けてきたゴーン被告は、当たり前のようにそう思えたのかもしれません。

容疑者2人のアメリカでの逮捕劇で、日本は喜んでいる場合ではないでしょう。

いとも簡単に脱出された日本のセキュリティでは、自国民や隣国に対する治安をいくら強化しても、先進国であるアメリカやヨーロッパに対する「内弁慶」ぶりを直さない限り、2人目、3人目のゴーン被告を出すことは必至かもしれません。(文◎編集部)

 

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