台風でライブ中止のＸＪＡＰＡＮがニコ生配信した陰にＹＯＳＨＩＫＩ母のセンスが

　X JAPANの8年ぶりの大型公演 幕張メッセ三日間の最終日、9月30日は大型の台風24号の日本縦断と重なり、ライブの中止が発表されました。しかし、代替案として、無観客ライブを敢行。ニコニコ動画のYoshikiChannelで、前代未聞の無観客ライブを全編緊急生中継したのです。
　
「普通のアーティストなら、台風でコンサート中止なら、ホテルに戻って酒飲んで寝ようかな とか、主催側なら中止分の払い戻し、別日振替はどうしようかな と思うでしょう。ファンは喜び、売上もあがり、宣伝にもなる前代未聞の無観客ライブを全編緊急生中継。海外でも注目の台風だったようなので、X JAPANの海外戦略上も、一石二鳥ではなく、『一石四鳥』くらいの効果あったのではないでしょうか」（音楽ライター）

　さらにこういう声も。

「実際にTwitter上では『カッコ良すぎます。一生ついていきます。』等とファンが大喜びしています。『嵐吹く♫』の歌詞の楽曲「紅」で有名なX JAPANゆえ、台風をも利用してしまう発想の転換は素晴らしいです。」（スポーツ紙記者）
　前代未聞のことを成し遂げる瞬時の判断力、発想力、実行力、そんなYOSHIKIの発想力の原点となるYOSHIKIの母親のエピソードを週刊誌記者から得ました。
「母親譲りなのかもしれません。YOSHIKIそっくりの美人の母親は、以前、記者の直撃に対して、瞬時に留守番のお手伝いさんを演じました。『奥様は、おぼっちゃまのもと、ロサンゼルスに行っています』って。長い記者人生の中で、YOSHIKIの母親ほど発想の瞬発力と実行力のある人に会ったことはありません。カーテンの陰から、様子見をしていらっしゃいましたが、『お手伝いさん』だから仕方がありません。断わられても、執念深くコメントをとるのが記者の仕事ですが、『ロサンゼルスに母親はいるようです』と上司に報告すれば、海外出張までする事案ではないので、仕事終了ですから」（週刊誌記者）

　三日間で十万枚のチケットが完売。告知、話題作り、宣伝に巧みにSNSを駆使するYOSHIKIは素晴らしい母親の背中を見て育ったのかもしれません。（文・花苑スープ）