「給食停止」に定食酒場食堂店主が立ち上がった 「キッチンカーネットワークで子供達に美味しい食事を」

キッチンカーネットワークを駆使しして給食事業を助ける天野さん。

給食事業などを展開する会社が、突然、営業を停止し、全国各地の学校などの施設で給食が停止する事態が相次いでいる。 「全寮制の子供達、児童福祉施設、 小、中、高、自衛隊、などの給食が、突然の中止!!　ありえないっ!腹立たしさもありますが、まず定食酒場食堂として出来る事をやろうと、給食事業仲間達に、今電話をかけまくりました」と東京・曙橋の定食酒場食堂の 店主天野雅博さんは立ち上がった。

そして、児童自立支援施設の茨城県立茨城学園の35名分の３食を作りに向かう。

「本給食事業は、入札事業であり、業務上多々問題はあるとは思いますが、突然の学校等給食事業の閉店ですから、突然に対応しなければ、この先数ヶ月に渡り給食は再開されないものと判断致します。 そこで、こちらとして出来る事は、次の業者さんが見つかるまでの間、臨時対応として、僕が行って作ります。僕の希望的観測であり、実現するかどうかは、行政のルールにより分かりません。

ただ、身体は一つですから、150箇所は、無理です。そこで、今まで働いて下さっていた皆様にも支援を呼びかけ行いたいと思います。 また当方は、キッチンカーもあり、 臨時のお弁当対応も可能です」 非常事態には、臨機応変に対応できる定食酒場食堂の天野さんのような人は強い。

「必要とあれば、全国キッチンカーネットワークを通し、150箇所対応も可能になる筈です。 給食事業としては、 僕も数年前まで、一日4500食などの 施設をコンサルティングしており、昔は一日2000食など給食を作っていた経験もあります。1箇所でも多くの子供達に早く楽しみの給食を食べさせてあげたいと思います。そこで、全国の飲食店経営者さま、子供給食救済、立ち上がりませんか! 　にっぽんの心をお腹いっぱいに!」 と話している。(文＠星野純蓮)