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「党のイメージが壊れるかもしてない...」みんなの党、分裂騒動の原因となった極秘テープ・最終回

TABLO / 2013年11月9日 14時0分

「党のイメージが壊れるかもしてない...」みんなの党、分裂騒動の原因となった極秘テープ・最終回

 秋の臨時国会が召集されたが、みんなの党の不安定さが目立っている。幹事長を解任された江田憲司氏の新党構想への動きなどが表立ってきて、すでに政党の体を成していないという党関係者もいる。

 そのきっかけとなった、「みんなの党両院議員総会」の音声を入手した。テープを起こしてみたので、ご一読いただきたい。

※聞き取りにくい箇所や発言者の名前が不明な箇所があります。

【みんなの党両院議員総会 2013年8月7日午後3時から】

?)党のイメージが壊れるかもしれないんだから、最高顧問が責任をもって、幹事長が、大変失礼ですけど......。会場の外では非常に危ないし......。

江田)いや私は冷静に。

?)やはりきちんと。

江口)それは代表の責任ですよ。人事を決められたんだから。それをどう説明されるかというのは、代表の責任ですよ。それから幹事長が外に行って、自分がこういう考えなのにこういう処遇をされたかについて言うのは、自由で政治家ですから。さきほど「会社だから」と経営者の方は言われるが、実際に私、3年間(議員を)経験してきて、34年間経営者をやってきたんですよ、松下幸之助の下で。松田さんがどうのと言うかもしれないが、私は9億の会社を250億まで成長させて、一度も赤字を出したことがない。常に8%の利益を上げ続けた。私は名経営者として。

(拍手)

そういう意味では、政治と経営とを同じに論ずるのは間違いだ。

(「そうだ」の声)

だから、「会社はこうの」「経営はこうの」という枕言葉は私は絶対に使っていない、いままで。意味ないのですよ。組織として話をするのはいい。だけど、「会社はこうの」とか「役員会がこうの」と言っても意味がない。例え話をしても意味がない。だからとにかくいったんこういう案が出て、反対する人が出てきて、意見がわーわー出て、部屋でも出ていくということなら別ですが、粛々と議論をした以上は、基本的にこれでいくと。それはみなさんに両院議員総会で承認してもらいたい。

ただ個人的には、両院議員会長として、江田幹事長の処遇について、井坂さんや青柳さんの話を聞いていると、江田幹事長の存在は相当大きいものだと全国的にもあるというのは事実ですよ。だからみんなの党からはずしてしまうというのではなく、私、最高顧問ですが、降りてもいいですよ。江田さんに最高顧問になってもらうとか。そういう処遇の仕方をですね、やはりご配慮いただけないかと。特に代表にいちど考えていただきたいと申し上げて、代表からの案、いま紙が配られていますが、この体制で役員会をすすめさせていただいて、よろしいですね。

(「よし」の声)

薬師寺)すみません。私も政治家ですので、さきほど江田幹事長に私のて......ました。 私は3年前に参院選を戦わせていただきました。2年前に知事選も戦いました。地方選も選対本部長として愛知県の責任者もさせていただきました。前回の衆院選も東海ブロックで責任者として私もしっかりと票を掘り起こした。今回ももちろん参院選でみんなの党として闘った。今までの収支報告書は全てそろっております。

不正があると私の名前が出ましたけど、何かありましたら、会計責任者もおります。説明責任を果たせていただきますので、疑問のある方は私の事務所までいらして下さい。それだけは私も政治家ですので、しっかり言わせていただきます。

江口)そういうことで、薬師寺さんの話、みなさん真しに受け止めていただきたいと思う。再度申し上げるが、これでいきますよ。これでよろしいですね。

(「よし」の声)

そうしたら付けくわえて、江田幹事長の処遇を特別に考えていただきたい、これは私の要望。それから薬師寺さんの件は薬師寺さんで、私も入りましたが、選挙を戦った。お手伝いをさせていただいた。薬師寺さんの選挙、これは純粋に薬師寺さんが獲り組んだのはわかっていると申し上げて、これで両院議員総会を終わらせていただく。 

(拍手)

?)それでは臨時役員会をこの場でします。

<了>

Written by 日刊ナックルズ編集部

Photo by DS80s

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