理想の色は、やっぱりピンク？ 経験が多くないのに乳首が黒ずんでしまう謎

淡いピンク色の乳首ってきれいですけど、女性すべてがそういう色をしているんでしょうか？ 温泉などに行くと、他の入浴客の裸体をついチェックしたくなる人もいるんじゃないかと思いますが、意外に『肌色』だと感じることも多いはず。

また、エッチなマンガやアニメに描かれるように、男性は色白で乳首がピンク色の女性が好きです。小麦色の肌をしたギャル風の女子が好みという人もいるかもしれませんが、黒ずんだ色合いの乳首が好きと宣言する男性はあまり多くないでしょう。

やっぱり、男性にとって理想的な乳首はピンク色なのか？ それとも理想は理想にすぎないのか……？ おっぱいの色にまつわる謎を探ってみます。

乳首の色と経験人数の関連性？

エッチの経験が多く、遊んでいると乳首が黒い、なんて言う人がいますが、実際のところはまったく関係ありません。経験人数が何十人といようとピンク色の女性もいますし、処女なのにこげ茶色の女子もいます。乳首の色は、生まれながらに持つ肌の色の傾向に左右されるので、セックスの回数によって変化することはまずありません。

（色白の女性はそもそも色素が薄く、乳輪の色も薄い傾向がありますが、乳首だけでなく髪の毛や瞳の色も薄かったりします）

けれど、女性は他人の乳首を見る機会がほとんどないので、どのくらいがピンク色といわれるもので、一般的にどんな色が多いのかがわかりません。自分はキレイな色合いをしているのか、あるいは黒ずんでいる部類に入るのか、気にし出せばキリがないでしょう。一番良いのは、自分の身体をありのまま受け入れて、『気にしない』ということです。

乳首の色が黒ずむ原因とは？

女性は妊娠によって明らかに乳首が黒ずみますが、妊娠経験がない人でも乳首の色が黒ずむことがあります。もちろんエッチの経験人数なんかじゃありません。原因は「メラニンによる色素沈着」で、メラニンは紫外線や外的刺激から皮膚を守るために体内で生成されるものです。

具体的な要因としては、下着や洋服との摩擦、お風呂でのゴシゴシ洗い、ホルモンバランスの不調などが挙げられます。乳首はとても柔らかく、子供を産み育てるためには欠かせないおっぱいを守るために、バストトップは他の体の部位よりも色素沈着しやすくなっているのです。

乳首を色素沈着させないために

最近は、インターネットを検索したり、通販カタログをめくったりすれば、乳首をピンク色にするためのクリームなどというものが売られていたりします。乳首の色素沈着を起こすのがメラニンであり、同じメラニンを原因とするシミ・そばかす対策のクリームもたくさん売られているのですから、配合される成分を吟味した上で試すのはアリだと思います。

たとえば、ビタミンC誘導体・ハイドロキノン・トレチノイン酸・ルミキシルペプチドといった美白成分が入っていると、それなりに効果が期待できるでしょう。

また、ホルモンバランスを整えて色素沈着を起こさないために、ストレスをためず、良質な睡眠を十分にとることも大事です。あるいは、規則正しい三度の食事と適度な運動によって、肌の新陳代謝を活発にするのも良いといえます。