現役風俗嬢が考える「セックス被害者論」
KOIGAKU / 2015年12月14日 2時0分
寒いです。しゆりです。
こうも寒いと、熱燗とセックスのことばかりが頭の中をグルグル回ってしまうのですが、その辺、皆様におかれましてはいかがなものでございましょうか?
冬場は寒さをしのいでぬくぬくするのが至上の極楽ですよね。そのしのぎ方というのも、思い浮かぶのは人それぞれでしょうが、私の場合は卑猥脳の支配下にあるので「ラブホでセックス」が不動の王位です。
この時期、そろそろ巷では忘年会などで鍋を囲んだり、お酒を飲んで酔っ払ってヒャッハー!ってなっちゃう方も多いかと思うですが「夜、酒、ヒャッハー、」とキーワードが並ぶと連想されるのが「行きずりのセックス」私は、お酒に強いのでそういうことはないのですが、何でしょうかねえ、お酒が入ってしまうと理性がきかなくなってしまうことがよくあるらしいじゃないですか?
楽しければそれでいいと思うのですが、それでは済まないこともあると聞いてあたしゃ驚いているんです。
「やった」とか「やられた」とか
もう平成も30年近いんですから、この「やった」とか「やられた」とかっていう表現、そろそろどうにかなりませんかね?
こういう表現は脅迫のもとだったり、ポリスマンが関わってくるような事案でもない限り使わないんですよ。相手の気持ちを考えてモノを言いなさいってやつです。
まあ、こういうことを言い出す女性(もしくは男性)というのは、大抵自意識が過剰だったり、身の程をわきまえていなかったり、悲劇のスポットライトを浴びたいだけの方々でしょうね。
えー、そんな方々にここで言っておきたい!セックスというのは、どちらかが優位に立つものではなく、男女の立ち位置、上下の位置関係も対等で、勝ったり負けたり、やったりやられたりするようなものでは、決してご!ざ!い!ま!せ!んっ!(スタジアムに大歓声)
つまらないことでピーチクパーチク言うんじゃないの、姐さんおかんむりだよ。
「遊びだったのね!」
「遊びだったのね!」…って、おいおい何言ってるんだよ?遊びに決まってるじゃないかよ!
おたくさん、何時代からいらした方ですか?
未だにこんな戯言を言い放つお方がいらっしゃるなんて、アタクシ目玉が飛び出てなりません。
一組の男女がいて、ふたりで密室に入っていって、そこで行われる行為については自己責任ですよ。もしも何かしらの不安があるなら絶対についていかないことでしょうに。
基本、何者か知れない人間にはついていかないというのは誰しも小さなころから大人に教えられてきたこと。それを甘んじてついていって何かあったとしてもあなたの警戒心、ガードがゆるいってやつです。
それから、遊びじゃないセックスって一体なんすか?
アタシ分かんないんですけど、セックスって勝ち負けのルール抜きでする(スポーツに例えたんだら相撲やレスリングのような)性の戯れじゃないんですか?
遊びですよ、いかに自分の技で相手を愉しませるか、喜ばせるかの。
それが理解できないのなら、婚前交渉はしないほうがいいんじゃないのかなあ!
そもそも論
女性(男性)が被害者になるという構図って、つまり意中の男性(女性)と性交渉こそ叶ったものの、心のほうは自分の思い通りにできなかった結果なのかなと思います。
要するに悔しいんですよね。
しかし遊ばれたと思ったあなたはイコール負けたってことなのです。
それを認めたくないからといって、過ぎたことをいつまでもズルズル引きずるのはやめましょう。それ、貴重なヤングタイムの無駄遣いだよ!
恋愛もセックスも結局は遊びなんだから、うじうじせずにたくさん遊ばなきゃ損だよ!
若いうちはたくさん遊んで遊び方を覚えて、腕を磨いて、いつか真剣勝負に臨めるようになるんだ!っていう感覚で立ち向かったほうが絶対に楽しいと(経験者のしゆりは)思うんだけどどうかなあ!
全ては考え方次第、そして、酒は飲んでも飲まれるなよっと。
Photo by Boudewijn Berends
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