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女性を待ち受けるセクハラに負けるな!加害者は人間のクズ!

KOIGAKU / 2016年1月21日 7時0分

セクシャルハラスメント。いわゆるセクハラに悩む女性は少なくないようです。
平成21年に各都道府県労働局雇用均等室に寄せられた相談は、およそ23,000件。
このうちもっとも多かった相談内容が、セクハラに関するものだったというデータがあります。

この手のハラスメント案件って、法律が改正するか、よほど社会問題にならない限り沈静化することはありません。
平成28年現在では、もしかするともっと多くの相談が寄せられているのかもしれませんね……。

女性を待ち受けるセクハラに負けるな!加害者は人間のクズ!

言うまでもないことですが、セクハラは被害者の人権や心を無視した卑劣で一方的な性的嫌がらせ行為です。
メディアではしばしば大問題として扱われますが、行為の悪質さの割には、加害者にはあまり厳罰が科せられる傾向が見られません。
そのため、現状では実質的にはほとんど法律が被害者の盾として機能していないという現実があります。

ところで、一口にセクハラと言っても、そのバリエーションは多岐に渡るようですね。
今回は様々なタイプ別セクハラの中でも、特に被害者が多いであろうセクハラについて書いていきたいと思います。
そして、該当する嫌がらせを受けているという方がもしもいらっしゃる場合、役に立つ情報などもあわせてご紹介できれば幸いです。

女性軽視の極み!これがセクハラだ!

まずは環境型について書いていきましょう。
恐らくもっとも多くの女性を苦しめているのが、この環境型セクハラだと思います。

女性がいる環境なのに、男性が、何の断りなく著しく性的なコンテンツを設置、陳列していたりだとか、雑談のたびに性的な文言を織り交ぜてくるタイプが、この環境型セクハラです。

たとえば職場なら、わざと女性社員に見えるように風俗のチラシやアダルトサイトを表示したパソコン画面などを見えるように置いておく。
上司が部下にあたる女性に対してスリーサイズを聞くなどということが該当します。

これ、豪気な女性なら跳ね返せる程度のセクハラかもしれませんけど、大抵の女性は我慢できないのではないでしょうか。
男性の大人気ない性的欲求に付き合わされているようなもの。なんと幼稚なことでしょう。

続いて、対価型セクハラについても書いていきます。
対価型、というか個人的には脅迫型セクハラと思っているのですが、要は立場を利用して異性に性的な言動を発したり、関係を強いることを指します。
環境型セクハラの、上司が部下に性的な質問をするという状況を、さらに悪化させたものと考えても良いでしょう。

ほとんどのセクハラ案件においては、まず環境型からスタートし、味を占めた加害者は対価型セクハラにエスカレートするようです。
全く、とんでもない話ですね。

セクハラに直面したらこう切り抜けよう!

現在、セクハラに苦しむ女性は決して少なくないはず。
しかし、反抗すれば職を失ったり、「あることないこと言いふらすぞ」などの脅しを受けてにっちもさっちもいかなくなっている方もいることでしょう。
僕自身たまにそうした女性からアドバイスを求められるのですが、いかんせんただの物書き。
セオリーどおりの励まししかできず、歯がゆい思いをしています。

ただ、セクハラはれっきとした犯罪です。
近年では少しずつ報道で問題視されることも増えています。
刑罰の面で考えると量刑は軽い場合がほとんどですが、社会的な制裁は十二分にあたえられるはず。
ましてや今はネット社会です。セクハラと言えど、実名報道されれば永遠に犯罪者としてのデータがインターネットに残り続けます。

僕はセクハラ加害者を懲らしめる意味でも、セクハラそのものから解放されるためにも、どんどん法的な機関に救済を求めるべきと考えています。
まずは無料で法律相談の出来る弁護士相談窓口などにSOSを発するか、労働組合、もしくは各都道府県労働局雇用均等室に相談をするのが良いでしょう。

おわりに

セクハラなんてまともな社会人なら、やってはならないことだと分かることです。
それをやってしまう人間というのは、社会人として重大な欠陥品ということになります。
そういう欠陥品に恐れをなしたり、過度に怯える必要はありません。

泣き寝入りをしないこと。
これがセクハラを叩き潰す唯一の手段です。

 

photo by Didgeman

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