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アジアで最多の販売台数…英ロールスロイスが見る韓国市場は

KOREA WAVE / 2024年3月29日 8時33分

ロールスロイス ブラックバッジ・ゴースト清潭(チョンダム)エディション ガリレオブルー(c)KOREA WAVE

【KOREA WAVE】「韓国は非常に重要な市場です。本社でもどんな潜在力があるのか注目している」(英ロールスロイスモーターカーアジア太平洋総括のエイリン・ニケイン氏)

最低価格が5億ウォン(約5500万円)のロールスロイスが昨年、韓国に進出以来、最高の販売台数を記録し、これまでアジア1位だった日本も上回った。昨年、輸入車市場が全般的に減少傾向を見せている中でも、ロールスロイスは成長の勢いを維持し、世界市場でも堅固さを示した。

韓国輸入自動車協会などによると、ロールスロイスは昨年、韓国で276台、日本で236台を販売し、韓国が初めて日本を上回った。

韓国はここ数年、高価な輸入車のブームが起きている。昨年、全体の輸入車販売台数は27万1034台で、前年(28万3435台)に比べ1万台ほど減少したが、高価な輸入車はむしろ増えた。

ロールスロイス、ランボルギーニ、ベントレーなどの超高価ラグジュアリー車は昨年、いずれも前年に比べ販売台数が増えた。具体的にロールスロイスは2022年234台から2023年276台に成長し、ランボルギーニも403台から431台に増えた。ベントレーは775台から810台となった。

ロールスロイスは28日、韓国最初の展示場の開館20周年を記念して「ブラックバッジ・ゴースト清潭(チョンダム)2種」を披露した。世界で2台だけの特別車が韓国で発売されたのだ。

ロールスロイス ブラックバッジ・ゴースト清潭エディション ライムグリーン(c)KOREA WAVE

ロールスロイスモーターカーのアジア太平洋地域セールスマネージャー、イ・サンウク氏は「ロールスロイスから眺める韓国はスプリンターのようにすごい速度で走っている。一方、日本はマラソンランナーのような感じだ。世界的に40代前半までがオーナーの年齢帯と見ている。今回発売したデザインと色もこのような顧客に合うようにしたものだ」と述べた。

ブラックバッジ・ゴースト清潭は「ライムグリーン」と神秘的な深みを感じることができる「ガリレオブルー」をブラックと組み合わせて作られた。製作期間は議論の段階から1年ほどかかった。

イ・サンウク氏はこの日、ブラックバッジ・ゴースト清潭限定版を紹介し「ラグジュアリートレンドの中心地である清潭を連想するデザインと『Hand built in Goodwood、England for CHEONGDAM』という文字を刻み、希少性を加えた」と明らかにした。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News

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