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「精神疾患偽装」「故意の体重調節」「学歴詐称」という手口…韓国当局、昨年「兵役逃れ」169人摘発

KOREA WAVE / 2024年4月22日 19時0分

2024年度初の兵役判定検査(c)NEWSIS

【KOREA WAVE】韓国兵務庁特別司法警察(特司警)が昨年、兵役逃れの169人を摘発した。そのうち94%が裁判にかけられた。特別司法警察は最近、病院の診療記録、就業履歴、犯罪経歴などを総合的に分析するシステムを設けており、今後、兵役逃れの摘発、起訴率はさらに高まるとみられる。

検察など捜査機関は169人のうち159人(94%)を起訴し、大多数が有罪判決を受けた。これらの大多数は兵役法86条(逃亡・身体損傷など)に違反するとして、1年以上5年以下の懲役刑を受けた。

特別司法警察は昨年、精神疾患の偽装(16人)、故意の体重調節(11人)、学歴詐称(2人)の事例を摘発した。また、昨年3月にはてんかん疾患を悪用して兵役逃れをしようとした兵役義務者(108人)とその共犯(20人)、ブローカー(2人)ら130人を摘発した。大規模な摘発につながった背景には、兵役判定検査データや診療履歴、犯罪経歴などを統合した資料分析能力の向上がある。

特別司法警察は2017年11月、デジタルフォレンジック(デジタル機器資料を復元して犯罪疑惑を立証する捜査技法)装備を導入し、専門分析官を採用。以降、兵役逃れ容疑者のパソコン、携帯電話をデジタルフォレンジックを使って証拠の探索に努めている。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News

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