韓国・不倫関係に陥った夫、妻による相手女性への損害賠償請求、どこまで可能か?
KOREA WAVE / 2024年9月7日 18時0分
【KOREA WAVE】韓国のYTNラジオ「チョ・インソプ弁護士の相談所」で2日、不倫した夫と離婚するとともに相手の女性に損害賠償を請求したいという妻からの相談が取り上げられた。夫は夜勤と偽ってダンス教室に通い、そこで知り合った女性と不適切な関係を持ったというのだ。
配偶者が不倫をした場合、その相手に損害賠償を求めることができるが、相手が「独身だと信じていた」「だまされていた」と主張すると状況は複雑になる。このような場合、鍵となるのは不倫相手が配偶者が既婚者であることを知っていたかどうか。証拠として「メッセージ」や「録音」が重要になる。
出演していた弁護士は不倫相手に対して損害賠償を請求できるかについて「相手が既婚者であることを知りながら不倫行為をした場合にのみ訴訟が可能」と指摘した。
さらに「夫が独身だと偽った場合、不倫相手の『性的自己決定権』を侵害したことになり、不倫相手が夫に対して不法行為として損害賠償を請求することができる」と説明する。不倫相手が既婚者だと知らなかった場合、損害賠償は認められにくいとした。
最後に弁護士は「既婚者であることを知っていた証拠は、配偶者と不倫相手の会話やSNSに投稿された家族写真などが間接的な証拠となる」と述べた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News
この記事に関連するニュース
-
協議離婚の手続き中、浮気が発覚…韓国・離婚前なら「財産分与のやり直し」可能の助言
KOREA WAVE / 2025年1月13日 18時0分
-
浮気の証拠を突きつけた夫、逆に告訴の嵐に…韓国・50代男性の苦悩
KOREA WAVE / 2025年1月6日 20時0分
-
「預金が少なすぎる」…夫の財産隠匿を疑う韓国“モッパン”女性、離婚協議で直面した現実
KOREA WAVE / 2024年12月23日 19時0分
-
家庭を壊した「極度の潔癖症」夫…韓国・その「裏の顔」を暴いた妻
KOREA WAVE / 2024年12月23日 18時0分
-
“妻が不倫に走りやすい夫婦”の特徴。「専業主婦」と「共働き」で大きく分かれる価値観。「物足りない」と思われる夫の例も
日刊SPA! / 2024年12月19日 15時48分
ランキング
-
1氷点下のソウルで大統領拘束、「尹錫悦を守る」叫んだ支援者「ああ」とため息…「終わった」歓声も
読売新聞 / 2025年1月15日 13時27分
-
2拘束の韓国大統領が談話「残念ながらこの国の法はすべて崩れた」「流血を防ぐため応じた」
読売新聞 / 2025年1月15日 11時52分
-
3ウクライナ軍、軍事施設に「最大規模」の攻撃…ロシア「見過ごされることない」と報復宣言
読売新聞 / 2025年1月15日 14時8分
-
4アサド政権崩壊で、もうシリア難民に保護は不要?...強制送還を求める声に各国政府の反応は?
ニューズウィーク日本版 / 2025年1月15日 14時17分
-
5世界の軍事力ランキングで韓国5位、北朝鮮34位、日本は?=韓国ネット「意味ない」「実際に戦ったら…」
Record China / 2025年1月15日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください