済州航空、大事故翌日にも「着陸装置異常」で折り返し
KOREA WAVE / 2024年12月30日 13時10分
【KOREA WAVE】韓国・務安国際航空で大惨事を起こした格安航空会社「済州航空」の旅客機が、30日早朝にも機体に欠陥が見つかり、折り返し運航をしていたことがわかった。この欠陥は、務安国際空港で発生した着陸装置(ランディングギア)の異常と関連性がある可能性が指摘されている。
業界関係者によると、30日午前6時半すぎ、ソウル発済州行きの済州航空7C101便(乗客161人)が金浦空港を離陸直後、機体に異常が見つかり、平沢市上空で折り返した。午前7時25分に金浦空港に戻り、航空機を交換した後、再び運航することになった。
済州航空はランディングギアに異常があった可能性を考慮して折り返しを決定した。機体の異常について詳細を調査している。務安国際空港で29日発生した事故でも、ランディングギアが正常に展開されなかったことが事故原因の一つとして挙げられている。
済州航空は現在、合計41機のB737型機を運用しており、そのうち39機がB737-800型だ。前日の事故に関する記者会見で、済州航空の経営支援本部長は「どの部分に問題があるか明確に判明していないため、追加の機体点検計画はない」と回答している。
今回の折り返し運航について、済州航空の広報担当者は「安全な運航のために必要な措置だった」としたうえ「搭乗者に不便をおかけして申し訳ない」と謝罪している。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News
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