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韓流NewJeansの「外国籍」メンバー、事務所との契約解除で「不法滞在者」に?

KOREA WAVE / 2025年1月11日 9時9分

NewJeansのハニ(c)MONEYTODAY

【KOREA WAVE】韓国のガールズグループNewJeans(ニュージーンズ)が所属事務所ADOR(アドア)との専属契約解消を主張し、独立して活動するなか、外国籍メンバーであるハニのビザ延長問題が注目を集めている。

オーストラリアとベトナムの二重国籍を持つハニは、ADORを通じて芸術興行用の「E-6ビザ」を発給されている。このビザは今年初めに満期を迎える予定で、通常は所属事務所が更新する形で毎年延長される。

昨年11月29日午前0時をもってNewJeansのメンバーがADORとの専属契約解消を宣言したなか状況で、契約が正式に破棄された場合、ハニはE-6ビザに基づく滞在資格を失う可能性がある。ただ、ハニには30日間、韓国に滞在しながら滞在資格を変更する方法もあるため、直ちに不法滞在者になるわけではない。

NewJeansのメンバーらが昨年11月28日にソウルで開いた緊急記者会見では、メンバー全員がADORとの契約解消の立場を明確にしていた。一方でADORは「専属契約は有効」との見解を示し、ハニのビザについても「手続きに従い、ビザ延長のための書類を準備している」と明らかにしている。NewJeansとADORの当初の契約期間は2029年7月31日までとなっている。

韓国法務省にはハニの不法滞在に関する匿名の通報があったとされるが、同省ソウル出入国・外国人庁調査課は「個人に関する詳細について答えられない」としている。ただ、「出入国管理機関では『E-6ビザ』の資格で滞在する外国人芸能人に対し、国内所属事務所との雇用契約をもとに、滞在資格・期間を決めている。雇用関係が整理され次第、それに応じた措置を取る」と説明している。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News

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