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尹大統領の弾劾審判、初弁論も高い注目度…傍聴競争率48.6倍

KOREA WAVE / 2025年1月14日 10時15分

13日、ソウル市鍾路区の憲法裁判所(c)news1

【KOREA WAVE】韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領の弾劾審判初弁論が14日午後に開催される。憲法裁判所によると、オンラインでの傍聴申し込みの競争率は48.6倍に達し、関心の高さを示した。ユン大統領側は、逮捕状執行の継続的な試みや身辺の安全を理由に出席しない意向を示している。

憲法裁判所は13日、傍聴席50席に対して2430人が申し込んだと発表した。これは、以前の準備期日での競争率より低いものの、2017年のパク・クネ(朴槿恵)大統領(当時)の弾劾審判初弁論時の競争率(4.55倍)と比較すると依然として高水準だ。

初弁論は午後2時から憲法裁判所大法廷で開かれる予定だが、ユン大統領の欠席が予想されるため、審理は短時間で終了する見込みだ。

弾劾審判において当事者の出席は義務ではなく権利であるため、出席を強制することはできない。過去の例では、大統領だったノ・ムヒョン、パク・クネ両氏も弾劾審判の審理全過程で出席しなかった。

憲法裁判所法によると、当事者が弁論期日に出席しない場合、新たな期日が設定されるが、再設定した期日にも出席しない場合は審理を続行できる。これを受けて、16日に予定されている第2回弁論期日が、実質的な審理の開始となる見通しだ。

第2回弁論では、弾劾訴追の具体的な事実関係に基づく陳述や、準備期日で議論された内容の本格的な審理が進められるとみられる。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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