伝える命…交通事故の犠牲者の等身大パネル 生前の写真や靴などを展示 高松市
KSB瀬戸内海放送 / 2025年1月24日 17時32分
交通事故で命を奪われた人の等身大パネルの展示が高松市で始まりました。
イオン高松東店で始まった「生命のメッセージ展」です。会場には交通事故で亡くなった11人の等身大パネルが展示されています。
(宮川周三リポート)
「等身大パネルは『メッセンジャー』と呼ばれていて、亡くなった人の生前の写真が貼られています。その下には名前や亡くなった状況、遺族の心情などが書かれています。足もとには靴が添えられていて、ずっと見ていると怒り、悲しみ、いろんな感情がわいてきます」
小学5年生で亡くなった善通寺市の秋山実久さんの「メッセンジャー」です。実久さんは2014年、危険ドラッグを使った男が運転する車にはねられました。
(実久さんの父/秋山隆志さん)
「交通事故の被害者家族の悲惨な現状を分かっていただけると思います。私たちのようなつらい気持ちにならないように交通事故に気を付けてもらいたいなと思います」
「生命のメッセージ展」は犯罪被害者の遺族らでつくる東京のNPO法人、「いのちのミュージアム」が全国で開いています。
今回は車の事故防止や被害者支援の活動に取り組む独立行政法人、「自動車事故対策機構高松主管支所」が高松市で企画しました。
「生命のメッセージ展」は26日までイオン高松東店で開かれています。
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