制限重量の約2倍のクレーン用台車で高速道路を走行か ネクスコ西日本などが警察に告発

告発対象となったクレーン用台車（NEXO西日本四国支社提供）

　独立行政法人高速道路機構とネクスコ西日本四国支社は、制限重量を大幅に超える重さのクレーン用台車で高知道を走行したとして運転手と、運行会社である高松市のクレーン会社を5日、道路法違反の疑いで高知県警に告発しました。

　ネクスコによりますと、2024年8月21日午後、高知道を大型のクレーン用台車が走っているのをネクスコの「違反車両取締隊」が発見。南国インターチェンジを出たところで車を止まらせて重量を計測したところ、車両制限令で定められた車両総重量の制限値25トンを大きく上回る50.05トンでした。

　ネクスコなどは、極めて悪質な違反だとして告発を決めたもので、2005年に日本道路公団が民営化して以降、四国支社管内でこの容疑での告発は初めてだということです。