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トヨタが23年間でHV車1500万台販売!? 2025年までに新型モデル40車種を投入へ

くるまのニュース / 2020年4月28日 16時40分

トヨタは、ハイブリッド車の販売が世界で1500万台を達成したことを発表しました。1997年に登場した世界初の量産ハイブリッド車となる初代「プリウス」から築き上げた記録です。また、今後2025年までに10台のゼロエミッション車(ZEV)を含むすべての技術にわたって、40車種の新型モデルの投入や既存のフルモデルチェンジを実施する予定だといいます。

■約23年でハイブリッド車を1500万台販売!

 トヨタの欧州部門は2020年4月27日に、1997年に初代「プリウス」が発売されて以来、世界中で1500万台を超えるハイブリッド車の販売を達成しました。

 近年のヨーロッパでは、ハイブリッド車の販売が19車種(トヨタとレクサス)で280万台を超え、2019年には総量の52%、西ヨーロッパでは63%を占めました。

 トヨタとレクサスのグローバルレベルで利用可能なハイブリッド電気自動車の範囲は44に達し、大量の電化への会社の早期かつ先見の明のある進出のシンボルである元の旗手をはるかに上回っています。
 
 初代プリウスは、1997年に京都議定書が署名された頃に発売され、環境運動に新たな勢いを与えました。近年のハイブリッド車の販売は1500万台に達しましたが、ハイブリッド電気技術により、同等のガソリン車の販売と比較して、現在までに世界中で1億2千万トン以上のCO 2排出量が削減されたといいます。

 同社の独自のビジョンにより、トヨタは世界中でますます厳しくなる排出規制に対応するリーダーになることができました。トヨタモーターヨーロッパエグゼクティブバイスプレジデントのマットハリソン氏は次のように述べています。

「CO2規制が世界でもっとも厳しいヨーロッパで2020年および2021年にEUが設定した95g/kmの目標をトヨタが達成しているのは、ハイブリッド販売のおかげです。さらに、当社のフルハイブリッド車は、ほとんどの場合、都市部で排出ガスを出さずに走行する際にも非常に効果的です」

※ ※ ※

 また、トヨタはハイブリッド車が今後の電動車両の全体的なミックスの重要な部分であると考えていますが、約20年に及ぶ電動化の経験も、トヨタのマルチパワートレイン戦略に役立っているといいます。

 そして、トヨタ今後もハイブリッド車とPHEV車、燃料電池(FCEV)、バッテリー電気(BEV)車両を含むさまざまな電化技術がすべて役割を果たすと未来を考えているようです。

 ハイブリッド車と今後の電動技術について、トヨタの最高経営責任者・寺木茂樹氏は次のように話します。

「もちろん、バッテリー性能の向上と(BEVの)コストの削減に懸命に取り組む必要があります。しかし、BEVとFCEVの両方に関連するハードルを克服するまで、計画を立てないようにする必要があります。それまでの間、ハイブリッド車に関する作業を継続することで貢献できます」

 トヨタは長年のハイブリッド車の経験の結果として、あらゆる形態の電化パワートレインに共通するコア電化技術に関する深い伝承できる専門知識を持っています。

 電気モーター、バッテリー、パワーコントロールユニットの20年以上にわたる継続的な開発により、ハイブリッド車を始めとするPHEV、BEV、およびFCEVを通じて、トヨタおよびレクサスのお客様に幅広い電化オプションが提供されました。

 ヨーロッパでこのビジョンを実現するため、トヨタは2025年までに少なくとも10台のゼロエミッション車(ZEV)を含むすべての技術にわたって、40台の新型モデルの投入や既存のフルモデルチェンジを実施する予定です。

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