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「ディフェンダー」にプラグインハイブリッド追加! 2021年モデルが待ち遠しい!!

くるまのニュース / 2020年9月11日 19時10分

日本でも好評のランドローバー「ディフェンダー」の2021年モデルに、プラグインハイブリッドモデルである「P400e」が加わることが判明した。さらに注目が集まることが容易に想像できるPHEVモデルのディフェンダーとは、どのようなスペックなのだろうか。

■最高36.3km/Lの燃費を実現したディフェンダーとは?

 日本でもファースト エディションが即完売するなど、大人気のランドローバー「ディフェンダー」だが、2021年モデルには先進の新型プラグインハイブリッド(PHEV)モデル「P400e」があらたにラインナップされることが判明した。

 P400eは「110」ボディを採用し、パフォーマンスと経済性に優れた、ランドローバーの電動化モデルのなかでもっとも高性能で耐久性に優れたモデルとなる。

 フルサイズのプラグインハイブリッド電動4×4として他に類を見ないオフロード性能を備えたP400eは、純粋にEVモードだけで走行することも可能だ。

 パワートレインは、最高出力300psを発生する2リッター4気筒ガソリンエンジンと、19.2kWhのバッテリーを搭載した105kW(143ps)の電気モーターの組み合わせとなり、システム最高出力404psを発揮する。洗練されたパフォーマンスとレスポンスを実現しており、EVモードのみでの航続距離は27マイル(約43km)に達する。

 CO2排出量は74g/kmと少なく、燃費はWLTPで最高36.3km/Lを達成(5シートの場合)。それでいて0-100km/h加速は5.6秒、最高速度は209km/hに達している。

 ジャガー・ランドローバーのパワートレイン・アドバンストエンジニアリング担当シニアマネージャー、アイアン・グレイは次のようにコメントしている。

「進化した新型P400eプラグインハイブリッドは、性能と燃費、そしてオール電化のオフロード性能を完璧にバランスさせています」

 ディフェンダーP400eは、20インチアルミホイール、電制エアサスペンション、左側面に充電ポートが標準装備されている。

 すべてのPHEVモデルには、モード3充電ケーブルが標準装備されているが、オプションでモード2充電ケーブルも用意されている。モード3充電ケーブルでは2時間で80%まで充電可能だが、モード2充電ケーブルを使用すると約7時間で80%まで充電が可能となり、自宅での一晩充電に最適である。さらに50kWの急速充電器を使用すると、30分で80%の容量まで充電が可能だ。

 ディフェンダーP400eのシートは、オプションで5席または6席から選ぶことができ、3ゾーン・エアコン、プライバシーガラスなどが標準装備され、優れた燃費性能を実現するための重要な技術要素である回生ブレーキが搭載されている。

 PHEVのパワートレインは、オフロードでこそ優れた性能を発揮する。電気モーターによるリニアなトルク伝達と、スムーズでパワフルなガソリンエンジンの組み合わせは、ディフェンダーをもっともタフで耐久性の高いランドローバーにしている先進システムとシームレスに連携し、究極のオフロード性能を実現している。

 ディフェンダーP400eは、最大3000kgの牽引が可能で、ルーフの動的積載重量は最大168kg、静的積載重量は最大300kgとなっている。

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