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トヨタ新型「GR86」がオバフェンでワイルド感爆上げ! トムスのカスタムがイケてる!

くるまのニュース / 2021年6月11日 10時10分

2021年6月6日に開催された「FUJI 86 STYLE with BRZ 2021」では、トヨタ新型「GR86」のカスタムカーがお披露目されました。トヨタのレース部門を担当するTOM’S(トムス)が手掛けたGR86のカスタムカーにはどのような特徴があるのでしょうか。

■初代レビン/トレノをオマージュしたオレンジが眩しい!

 トヨタのFRスポーツ「86」の新型モデルが2021年4月5日に世界初公開されました。

 2代目となる86は、「GR」ブランドのモデルとして「GR86」という新たなモデル名が与えられ、2021年秋に発売される予定です。

 正式デビューに先立ち、富士スピードウェイ(静岡県)で6月6日に開催された「FUJI 86 STYLE with BRZ 2021」では、アフターパーツメーカー各社が開発した新型GR86のカスタムカーの数々が早くも公開されました。

 トヨタのモータースポーツ部門を手掛けるTOM’S(トムス)は、「SPORTSを研ぎ澄ます」というテーマのもと、新型GR86をカスタム。

 新型GR86のスタイルを踏襲しつつ、スタイリングパーツとしてフロントにはブラックの「フロントディフューザー」と「フロントバンパーガーニッシュ」に加え、バンパー先端にはボディ同色の「フロントノーズ」を装着。低重心を感じさせるフロントデザインとしました。

 鮮やかなオレンジのボディカラーが目引きますが、これはGR86のルーツとなるレビン/トレノの初代モデル「TE27型」をオマージュしたといいます。

 リアはブラックの「リアアンダーディフューザー」と「トランクリッドスポイラー」を備えるとともに、青い焼き色が美しいエキゾーストシステム「トムス・バレル」を搭載。純正とは違い、左右4本出しマフラーがスポーティさを演出しています。

 サイドにもデュフューザーを装着していますが、トムスカスタムではオーバーフェンダーを装備(片側+8mm)してワイルド感を強調しました。

 さらに標準仕様では18インチタイヤ(ミシュラン パイロットスポーツ4)を装備していますが、トムスカスタムのGR86はフロント225/35R19、リア265/30R19の前後異径とし、タイヤはブリヂストン RE-71RSに変更されています。

 また、スポーツサスペンションキットに加え、アクセル開度を制御する電子スロットルコントローラ「L.T.S.III」も装備され、走りにも手が加えられました。

※ ※ ※

 2012年に初代86がデビューしてから、ラリーやワンメイクレースといった参加型モータースポーツのベース車として使われるほか、カスタムして自分だけの86を作り上げるなど、スポーツカーを文化として根付かせてきました。

 間もなくデビューする2代目モデルでもスポーツカーの発展に貢献すべく、さまざまなカスタムパーツがアフターパーツメーカーから登場する予定となっています。

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