1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

スバル新型SUV「ソルテラ」日本仕様発表! 567km走れる実用的なEV登場! 2022年5月受注開始

くるまのニュース / 2022年4月14日 11時0分

スバル初のグローバルEVとして新型「ソルテラ」の日本仕様が発表されました。航続距離は最高567kmを実現し、エンジン車と変わらない実用性を確保しています。

■悪路に強いSUVタイプのBEV登場!

 スバルは、2022年4月14日に新型SUV「ソルテラ」(日本仕様車)を発表しました。

 新型ソルテラはSUVタイプのBEV(バッテリーEV)で、スバル初のグローバルEVとして日本をはじめ、北米、中国、欧州など海外でも展開されます。

「安心と愉しさ」というスバルならではの価値を詰め込むことで、地球環境に配慮しながらも、これまでのスバル車と同様に安心して選んでもらえる実用性を実現しました。

 新型ソルテラは、前輪と後輪をそれぞれ別のモーターで駆動する、BEVならではの新しいAWDシステムを採用。

 前後輪を直接モーターが駆動するため、従来のエンジン車のAWDシステム以上に緻密な駆動配分を可能にし、4輪でしっかり路面を捉えた安心感のある走りを実現します。

 また、従来のスバルSUVと同様に、悪路での安心感を高める「X-MODE(2モード、ヒルディセントコントロール付)」を搭載するとともに、悪路でも車両を安定させながら一定速度での走行を可能にする「グリップコントロール」を追加。

 悪路走行時に一定の車速(約2km/hから10km/h)を自動で維持し、ステアリング操作に集中できる制御としてグリップコントロールをX-MODEに新設定することで、アクセルやブレーキ操作が難しい凹凸の大きな悪路や滑りやすい路面を走行する際のドライバー負荷を大幅に軽減します。

 さらに、BEV専用プラットフォームとしてトヨタと共同開発した「e-スバル Global Platform」を採用しました。

「スバルグローバルプラットフォーム」の開発などを通じて培った知見・技術を盛り込み、走り・実用性・安全性など、あらゆる面で性能を強化。

 操縦安定性が高く、ドライバーのステアリング操作に対してリニアに反応する、スバルらしい動的質感の高い走りを実現します。

 また、高出力の大型リチウムイオンバッテリーが高い動力性能に寄与するとともに、水冷式温度調整システムを採用し、環境に左右されない安定した性能を発揮します。

 安全機能として、単眼カメラとミリ波レーダーを用いた予防安全パッケージ「スバルセーフティセンス」を搭載。「プリクラッシュセーフティ」や「レーダークルーズコントロール」「レーンデパーチャーアラート」など最新機能を装備し、さまざまなシーンでの安全運転を支援します。

 加えて、駐車を支援する「Advanced Park」を装備。車両の周囲を超音波センサーとビューカメラで検知しつつ、ステアリング、シフト、アクセル、ブレーキのすべてを制御して、「並列バック駐車」「並列前向き駐車」「並列前向き出庫」「並列バック出庫」「縦列駐車」「縦列出 庫」の6つのパターンで駐車・出庫を支援します。

 ほかにも、車外からスマートフォンの専用アプリを操作することで、遠隔操作で駐車・出庫することができます。

 さらに、新開発のBEV専用ボディにより、従来のスバル車と変わらない世界トップレベルの衝突安全性能を実現。電池の保護については、ボディの高強度化だけでなく、衝突検知時の電源カットなどのフェイルセーフ機能を織り込むことで、万が一の際の安全にも配慮しました。

■BEVでも六角形の“スバル顔”採用

 新型ソルテラは、「都会・自然のなかで存在感を主張するBOLDER SUV」というデザインコンセプトのもと、スバル共通のデザインフィロソフィーである「Dynamic×Solid」を、さらに大胆(BOLDER)に表現しました。

スバル新型「ソルテラ」スバル新型「ソルテラ」

 SUVとしての高い性能を表現したデザインに、優れた空力性能を融合。ダイナミックな造形と航続距離の伸長を両立しています。

 フロントビューは、スバルを象徴する大型のヘキサゴンモチーフを中心とし、SUVらしい力強さとBEVらしい先進性をあわせ持つ、精悍なフロントマスクを実現。

 サイドビューは、大型ホイールアーチによるたくましさと、前傾姿勢かつ低重心のスポーティなシルエットを融合させました。

 リアビューは、タイヤを強調した低重心で力強いスタンスと、特徴的なリアコンビランプや空力形状によりBEVらしさも表現しています。

 ボディカラーは、新型ソルテラ専用の「ハーバーミストグレーパール」をはじめ、スタイリングが際立つカラーとしてモノトーン6色、2トーン5色の計11色が用意されました。

 内装は、低く抑えたインパネとモジュール化されたコクピット、インフォテインメントを集約させた大型ディスプレイ、すっきりとしたセンターコンソールを採用。ロングホイールベースも活かし、空間の広がりを感じさせるキャビンを実現しました。

 さらに、開放感を高める「パノラマムーンルーフ」がメーカーオプションとして設定されます。

 ステアリングホイールの上を通して見える位置に、スバル初となる「トップマウントメーター」を配置。ドライバーの視線移動量を低減するとともに優れた視認性を確保したほか、フードレスにすることで先進性を感じさせるデザインとしました。

 シートは、運転席と助手席の間隔を十分に確保。ヒーター機能やベンチレーション機能、運転席オートスライドアウェイ機能(乗降時にシートが最後端位置まで移動する機能)などの快適装備を充実させ、くつろぎ空間に相応しいシートになっています。また、本革シートにはタンレザーを採用し、明るい室内空間を演出します。

 新型ソルテラは車内の音にもこだわり、世界的高級オーディオメーカー「HARMAN」の伝統ある旗艦ブランド「ハーマンカードン」を搭載。フロント6個、リア4個のスピーカーとウーファーのシステムなどを採用し、車内のすべての座席で高品位かつ臨場感あふれるステレオサウンドが楽しめます。

 ほかにも、SUVとしての荷室の積載性にこだわり、9.5インチのゴルフバッグが4個入る容量を確保しました。また、荷室高を2段階に調節できるフロアボードを下段に設定すると、VDA法で464Lの大容量の荷室空間が広がります。

※ ※ ※

 新型ソルテラのグレードは、18インチホイールを装着する「ET-SS」(FWD/AWD)、20インチホイールを装着する「ET-HS」(AWD)の3つを用意。

 航続距離(WLTCモード)はET-SS・FWDが567km、ET-SS・AWDが542km、ET-HSが487kmです。

 初年度計画台数は月間150台を予定。価格(消費税込)はET-SS・FWDが594万円、ET-SS・AWDが638万円、ET-HSが682万円です。

 2022年5月12日より受注開始。現金一括、クレジットなどの購入プランが用意されています。

※ ※ ※

●新型ソルテラ(日本仕様)の諸元表

 【ボディサイズ】
 ・全長×全幅×全高:4690mm×1860mm×1650mm
 ・ホイールベース:2850mm
 ・室内長×室内幅×室内高:1940mm×1515mm×1145mm-1160mm
 ・車両重量:1910kg-2050kg
 ・最小回転半径:5.6m
 ・最低地上高:210mm

 【走行性能】
 ・最大出力(フロントモーター):150kW(FWD)/80kW(AWD)
 ・最大出力(リアモーター):80kW(AWD)
 ・最大出力(システム):150kW(FWD)/160kW(AWD)
 ・動力用主電池:リチウムイオン電池
 ・総電圧:355V
 ・総電力:71.4kWh
 ・一充電走行距離(WLTCモード):567km(FWD)/487km-542km(AWD)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください