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圏央道につながる幹線道路「八王子南バイパス」とは? 東八道路の西側で進む新・国道20号計画

くるまのニュース / 2022年5月11日 19時10分

東京の日野市から八王子市にかけて、国道20号の日野バイパス(延伸部)と八王子南バイパスの事業が進んでいます。どのような計画なのでしょうか。

■八王子バイパス~高尾山ICを東西に結ぶ「八王子南バイパス」

 国道20号「八王子南バイパス」の工事が進んでいます。

 国土交通省関東地方整備局は、同バイパスの2022年度予算として79億3000万円を計上。調査設計、用地買収、改良工事、橋梁・トンネル工事を進める予定です。このうち一部は、今後5年程度で開通するといいます。

 八王子南バイパスの計画は、どのような内容なのでしょうか。

 国道20号八王子南バイパスは、東京都八王子市内の北野町(国道16号八王子バイパス)から南浅川町(圏央道・高尾山IC)までを東西に結ぶ延長9.6kmの道路です。

 八王子市街の交通混雑緩和や高尾山ICへのアクセス向上などを目的に、整備が進んでいます。

 これまでに、八王子市内の館町~南浅川町間2.6km(浅川トンネル)と、大船町~寺田町間0.3kmの2区間が開通。

 さらに今後5年程度で、この2区間をつなぐ2.2kmが開通する見通しです。

 今後、全線が開通した場合、国道20号(現道)の混雑が緩和するほか、多摩センター駅~八王子JCT間の所要時間が10分程度短縮し約32分になるなど、多摩ニュータウン地域から山梨・埼玉方面へのアクセスが改善されることが期待されています。

※ ※ ※

 なお、この八王子南バイパスは、東側で接続する国道20号「日野バイパス(延伸・延伸2期)」(以下、延伸部)と一体となって事業が進められています。

 延伸部は、日野市内で現道の日野バイパス(国道20号)から分岐してJR中央本線と並走するように西進し、八王子南バイパスへ至る5.3kmの道路です。

 開通時期は明らかにされていませんが、全区間が完成すると、日野市から高尾山ICまでの約15kmが、4車線・設計速度60km/hの道路で結ばれるようになります。

 ちなみに延伸部と八王子南バイパスは、都市計画上では東八道路とともに、三鷹市牟礼と高尾山ICを結ぶ幹線道路「東京八王子線」に含まれています。

 東八道路は現在、府中市内で途切れていますが、全線がつながると「東八」の名前のとおり、東京から八王子まで至る道路になる計画です。

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