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110番通報も発生!? いまだ解消されない「ドライブスルー渋滞」店舗の対策は?

くるまのニュース / 2022年5月5日 9時10分

クルマに乗車したまま商品を購入し受け取ることができる「ドライブスルー」は、とても便利です。しかしその一方で、利用者の増加により各地で渋滞が発生しているといいます。店舗ではどういった対策が取られているのでしょうか。

■いまだ解消されない「ドライブスルー渋滞」

 新型コロナウイルスの感染拡大により、マスクの着用や密を避けるなど、生活様式が大きく変化しました。

 そんなコロナ禍では、クルマに乗ったまま商品を購入し受け取れる「ドライブスルー」の需要が高まり、多くのクルマがドライブスルーの列に並ぶ「ドライブスルー渋滞」が各地で発生。

 これについて、SNSではユーザーからさまざまな声が寄せられています。

 SNSでは、「片側1車線がドライブスルー待ちになるの禁止してほしい 」「ドライブスルー渋滞本当に迷惑だよな〜」「ドライブスルー渋滞どうにかならないかなー」などさまざまな渋滞に関する声があります。

 なかには、「渋滞が発生して順番待ちを避けるクルマと、分からず止まるクルマいていつ事故が起きてもおかしくない…」「右折入店待ちで対向車線まで渋滞してる」といったケースも見られます。

 ドライブスルーは、人出の多い週末に多発しているようです。では、店舗ではどういった対策が取られているのでしょうか。

 これについて、日本マクドナルドの広報担当者は以下のように話します。

「コロナ禍において、大変多くのお客さまにドライブスルーを含めてマクドナルドをご利用いただいております。

 ドライブスルーの店舗は、お店の条件に合わせて、オーダーするポイントがあるところまで敷地内で数台停車できるように工夫して設計しています。

 また、スムーズにご注文・商品の提供ができるようにクルーの配置を工夫したり、コンディメント(調味料)類を取りそろえておいたりするなど、事前準備できる部分を十分におこなうようにしています。

 現在はこうした内容について各店舗での強化や拡大をさせていただいている状況で、店舗厨房での商品の製造能力を高める機器の導入などの対応を進めています。

 引き続き店舗近隣の皆さまにご迷惑とならないように努めていきます」

 このほかマクドナルドでは、ドライブスルーでの渋滞緩和のために「サイド バイ サイド」と呼ばれるレイアウト方法を取り入れている店舗があります。

 これは、注文口を並列に2か所設け、2台のクルマが同時に注文することで商品をより早く提供できる設計です。

 さらに、専用アプリで商品を事前に注文・決済できる「モバイルオーダー」も導入。このサービスを利用すると並ばずに商品を受け取れます。

 店舗では渋滞が発生しないような環境や機能面の強化などが進められているようです。

※ ※ ※

 その一方で、警察では対策などを取っているのでしょうか。これについて、交通課の担当者は以下のように話します。

「国道沿いにあるドライブスルーの店舗では渋滞が多発していて、なかには110番する人もいます。

 通報の多い店舗には、警察から連絡をして警備員を立ててもらって交通誘導をしてもらうようにしています。

 警察がすべての店舗を見ることはできませんが、渋滞していて立ち行かなくなったなどの通報があれば、事故の危険性もあるため、警察から店舗に確認して現場へ駆け付けて交通整理をすることもあります」

 あくまで店舗でのトラブルであることから、基本的に警察が取り締まるということはないものの、通報が多い場合や、事故が発生する危険性がある場合には、警察が交通整理や指導するといったことがあるようです。

 とはいえドライブスルー渋滞は、なかなか解消されないのが現状といえます。

 ワクチン接種も進み、感染対策をしながら外出するという人が徐々に増えてきているため、今後こうした渋滞がどのように変化していくか注視されます。

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