まぢピンチ!? 万が一でも余裕が欲しい! 走破性ピカイチな「最低地上高」の高い国産車 3選
くるまのニュース / 2022年9月26日 16時10分
アウトドアや荒天時のお出かけで悪路に遭遇する機会もあるかもしれません。そんなとき「比較的」悪路走破性が高い、「最低地上高」の高いクルマを3車種ピックアップ紹介します。
■「比較的」悪路走破性が高い「最低地上高」の高いクルマ3選
毎年、9月は日本列島を台風が多く通過する時期といえ、2022年でも14号、15号と立て続けに発生しています。
このように台風が接近すると強風や大雨の影響を受けることになりますが、風による障害物や雨による冠水路において、すこしでも運転に余裕の出来るクルマはあるのでしょうか。
運転に余裕が生まれる要素としていくつか挙げられますが、なかでも運転時の目線の高さと悪路走破性の高さを図る値として「最低地上高」は目安となります。
最低地上高とは、車体の1番低い部分と水平な路面との垂直距離になり、基本的に最低地上高が高ければ地面との距離を確保でき比較的に悪路などに強くなります。
そこで今回は国産車において、最低地上高が高いクルマを3車種ピックアップします。
■■トヨタ「ランドクルーザー」
ランドクルーザーは1951年8月にトヨタBJ型として誕生して以来、以降70年にわたり「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」という顧客の期待に応え続け、信頼性・耐久性・悪路走破性を進化してきた本格SUV。
現行モデルは2021年8月に登場した300系となり、その人気ぶりから発売数ヶ月後から納車は数年待ちともいわれるほどになり、2022年7月には早くも受注停止にまでにいたりました。
そのため中古価格も高騰していて、中古車市場に出ているクルマも新車価格の2倍近い価格がつけられています。
ボデイサイズは全長4950mm-4985mm×全幅1980mm-1990mm×全高1925mm。最低地上高は225mmです。
エンジンは最高出力415馬力を発揮する3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジンもしくは最高出力309馬力を発揮する3.3リッターV型6気筒ツインターボディーゼルエンジンが選択可能となり、これに10速ATが組み合わされます。
価格はGXグレード(ガソリンエンジン)が510万円から、GR SPORT(ディーゼルエンジン)が800万円までです。
■■スバル「フォレスター」
フォレスターは、国産SUV黎明期の1997年、コンパクトステーションワゴンのクロスオーバーとして誕生。現行モデルは、2018年登場した5代目で、2021年8月には大幅なリニューアルを果たしました。
2022年8月には、快適な乗り心地と俊敏でスポーティな走りを両立した最上級モデルとなる「STIスポーツ」グレードを追加設定しています。
ボデイサイズは全長4640mm×全幅1815mm×全高1715mm-1730mm。最低地上高は220mmです。
パワーユニットはシステム最高出力145馬力を発揮する2リッターガソリンエンジン+モーターのe-BOXERと最高出力177馬力1.8リッターターボエンジンの2種類を用意。これにCVTが組み合わされます。
価格はTouringグレードが299万2000円から、STI SPORTグレードが363万円までです。
■■スズキ「ジムニー」
ジムニーはスズキの本格的オフロード4WD車。1970年に軽自動車唯一の4WDオフローダーとして初代モデルが誕生、1981年に2代目、1998年に3代目へと進化し、現行モデルは2018年に発売された4代目モデルで、20年ぶりのフルモデルチェンジとなりました。
最高出力64馬力を発揮する660ccのエンジンを搭載する軽自動車枠の「ジムニー」と、最高出力102馬力を発揮する1500ccのエンジンを搭載する普通車の「ジムニーシエラ」の2タイプが存在します。
ボディサイズはジムニーが、全長3395mm×全幅1475mm×全高1725mmで最低地上高は205mm。ジムニーシエラが全長3550mm×全幅1645mm×全高1730mmで最低地上高は210mmです。
価格はジムニーのXGグレード(MT)が155万5400円から、XCグレード(AT)が190万3000円。
ジムニーシエラのJLグレード(MT)が186万3400円から、JCグレード(AT)が208万4500円までです。
※ ※ ※
今回紹介したクルマはすべてSUVといわれるジャンルに分類されますが、SUVにもさまざまなモデルがあり、必ずしも最低地上高が高いとはいい切れません。
SUVというジャンルだから最低地上高が高いとは限らないので、車種ごとに最低地上高を確認し、その優位性を判断することが大切です。
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