売れ行き好調!? トヨタ「シエンタ」と「ヴォクシー」が順位アップ！ 22年9月度・上半期販売台数ランキング発表

2022年10月6日、日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会は2022年9月度・2022年上半期の車名別販売台数ランキングを発表しました。

■登録車ではトヨタ「シエンタ」「ヴォクシー」が好調

　2022年10月6日、日本自動車販売協会連合会（自販連）と全国軽自動車協会連合会（全軽自協）は2022年9月度、および2022年度上半期の車名別販売台数ランキングを発表しました。
　
　8月度の販売台数ランキングと比べ、どのような結果となっているのでしょうか。

　登録車の9月度の販売台数ランキングは、トヨタ「ヤリス」（販売台数1万5979台）が首位を獲得。6か月連続で首位の座を保ち続けています。

　続く順位を見てみると、2位が日産「ノート」（9776台）、3位がトヨタ「カローラ」（9039台）、4位がトヨタ「ライズ」（8829台）、5位がトヨタ「ヴォクシー」（8241台）という結果となっています。

　登録車では、8月23日に発売のトヨタ「シエンタ」が8月の17位（2796台）から、6位（7785台）となるなど、好調な走り出しを見せています。

　トヨタ「ヴォクシー」も8月の14位（3370台）から大幅に順位をアップ。

　一方で日産「セレナ」は、8月では5位（5275台）でしたが、9月では12位（5854台）、ホンダ「フィット」は7位（5148台）から16位（4001台）と順位を落とした結果となりました。

●2022年9月 登録車 ブランド通称名別 新車販売速報　乗用車ベスト10

・1位：トヨタ「ヤリス」（1万5979台）
・2位：日産「ノート」（9776台）
・3位：トヨタ「カローラ」（9039台）
・4位：トヨタ「ライズ」（8829台）
・5位：トヨタ「ヴォクシー」（8241台）
・6位：トヨタ「シエンタ」（7785台）
・7位：トヨタ「ノア」（7770台）
・8位：ホンダ「フリード」（7763台）
・9位：トヨタ「ルーミー」（6791台）
・10位：トヨタ「アクア」（6732台）

　なお、2022年の4月から9月までの上半期では、トヨタ「ヤリス」（8万4251台）が首位という結果に。

　続く2位はトヨタ「カローラ」（5万7850台）、3位日産「ノート」（4万9492台）、4位トヨタ「ルーミー」（4万6456台）は接戦。5位はホンダ「フリード」（3万7475台）でした。

　2022年の下半期には、9月度で順位の変化があった車種が今後どのような動きを見せるか注目が集まります。

●2022年上半期 登録車 ブランド通称名別 新車販売速報　乗用車ベスト10

・1位：トヨタ「ヤリス」（8万4251台）
・2位：トヨタ「カローラ」（5万7850台）
・3位：日産「ノート」（4万9492台）
・4位：トヨタ「ルーミー」（4万6456台）
・5位：ホンダ「フリード」（3万7475台）
・6位：トヨタ「ライズ」（3万6050台）
・7位：トヨタ「ノア」（2万9265台）
・8位：トヨタ「アルファード」（2万7308台）
・9位：ホンダ「フィット」（2万7159台）
・10位：トヨタ「ヴォクシー」（2万6716台）

■軽自動車は2位争いで漁夫の利の得たダイハツ「タント」に注目

　軽自動車の9月度の販売台数ランキングは、ホンダ「N-BOX」（販売台数1万9411台）が1位を獲得。4か月連続で首位を維持しています。
　
　続いて、2位がダイハツ「タント」（9878台）、3位がスズキ「スペーシア」（8619台）、4位がスズキ「ワゴンR」（5514台）、5位がダイハツ「ムーヴ」（7549台）となっています。

まさに「漁夫の利」！ 2位を制したダイハツ「タント」

　軽自動車の「2位争い」はスズキ「スペーシア」とダイハツ「ムーヴ」の間でしのぎを削ってきましたが、9月は2か月連続で5位を保ってきたダイハツ「タント」が漁夫の利を得たような結果になりました。

　タントは10月3日にマイナーチェンジをおこない、「タント カスタム」のデザインがさらに迫力のあるものとなったほか、SUVのテイストを盛り込んだ「タント ファンクロス」を投入しており、今後販売台数をどこまで伸ばすことができるか期待が高まります。

●2022年9月 軽四輪車 通称名別 新車販売速報　乗用車ベスト10

・1位：ホンダ「N-BOX」（1万9411台）
・2位：ダイハツ「タント」（9878台）
・3位：スズキ「スペーシア」（8619台）
・4位：スズキ「ワゴンR」（7822台）
・5位：ダイハツ「ムーヴ」（7549台）
・6位：スズキ「ハスラー」（6715台）
・7位：スズキ「アルト」（6600台）
・8位：ダイハツ「ミラ」（6576台）
・9位：日産「ルークス」（6209台）
・10位：ダイハツ「タフト」（5324台）

　軽自動車の2022年4月から9月における上半期では、1位ホンダ「N-BOX」（8万6876台）がトップで、2位以下と大きく引き離しています。

　2位はスズキ「スペーシア」（4万8905台）と続き、3位ダイハツ「ムーヴ」（4万3926台）、4位ダイハツ「タント」（3万8735台）は熾烈なバトルを繰り広げています。5位スズキ「ワゴンR」（3万8140台）でした。

●2022年上半期 軽四輪車 通称名別 新車販売速報　乗用車ベスト10

・1位：ホンダ「N-BOX」（8万6876台）
・2位：スズキ「スペーシア」（4万8905台）
・3位：ダイハツ「ムーヴ」（4万3926台）
・4位：ダイハツ「タント」（3万8735台）
・5位：スズキ「ワゴンR」（3万8140台）
・6位：日産「ルークス」（3万4779台）
・7位：スズキ「ハスラー」（3万3978台）
・8位：スズキ「アルト」（3万1165台）
・9位：ダイハツ「ミラ」（2万8444台）
・10位：ダイハツ「タフト」（2万6532台）