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マジ!? 軽でも「4人で車中泊」できる!? ちいさな軽で「寝られる」マル秘テク「開閉できる屋根」とは

くるまのニュース / 2023年7月15日 17時10分

車中泊人気が高まるなか、軽自動車をベースにしたキャンピングカーにも注目が集まっています。コンパクトなサイズですが、最大で4人が就寝可能な車種があるといいます。

■室内を拡張する必殺技「POP-UP(ポップアップ)ルーフ」

 クルマで寝泊まりする「車中泊」を楽しむ人が増えるにつれ、より快適に寝ることが出来るキャンピングカーの注目度が高まっています。
 
 就寝可能な人数に限りがあるものの、比較的価格も安い軽キャンパーはとくに人気です。しかもなかには、最大4人が就寝できる空間を持つモデルもあるというから驚きます。

 キャンピングカーの製作・販売を行うホワイトハウス キャンピングカー事業部(愛知県名古屋市)は、トヨタ「ハイエース」をはじめ、ミニバンの「ヴォクシー」、輸入車のシトロエン「ベルランゴ」など、多彩なベースモデルのオリジナルのキャンピングカーをラインナップしています。

 そのなかには、軽自動車ベースのキャンピングカーも用意されており、コンパクトながら広い荷室を持つホンダの軽バン「N-VAN」に加え、軽スーパーハイトワゴンのベストセラー「N-BOX」をベースにしたモデルもあります。

 例えば、N-VANをベースにした「N-VAN COMPO」は、その空間を最大限に活かしたモデルです。

 装備を最小限にし価格を抑えたシンプルなタイプに加え、専用家具や冷蔵庫、電子レンジといった充実装備を誇るタイプまで複数のラインナップを用意しているのも特徴です。

 そして注目したいのは、軽の限られた室内スペースを拡大させる「マル秘テク」を用意している点にあります。

 それが「POP-UP(ポップアップ)ルーフ」と名付けられた拡張スペースです。

 通常は折りたたまれていますが、簡単な操作で跳ね上がり、三角の「テント」には大人2名が就寝可能なベッドスペースが生まれます。

 またベッド用の床板を跳ね上げれば、室内側から大人が立ち上がることもできるなど、使い勝手も大幅にアップします。

 そして室内の2名と合わせ、コンパクトな空間の中に4名の就寝定員を確保できるのです。

 一方、乗用車のN-BOXをベースにした「N-BOX NEO」では、大人4人が余裕をもって移動できるベース車の良さをそのまま活かし、室内の架装は最小限です。

 ただし運転席には回転機能が追加され、前後席で対面でき、サイドテーブルと共に3名がくつろげるダイニングスペースに早変わりできる仕様も用意されています。

 もちろんこちらもポップアップルーフ仕様を用意。N-BOX NEO専用の折りたたみ式ベッドキットと合わせ、4名の就寝を可能としています。

 平日は通常のN-BOXとして使い、週末には車中泊も楽しめるという、1台で2つの使い方が出来るお得感が魅力です。

 N-VAN COMPOの消費税込み価格は260万3700円から。

 N-BOX NEOの価格は208万3400円からで、共に自然吸気エンジン、ターボエンジンが選べるほか、駆動方式も選択可能です。

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