“アウトドア派”にはホンダ「ステップワゴン」がおすすめ!? ゴツ仕様もイイ&“車中泊”もバッチリ! 新「ウサップワゴン」市販化にも期待感大
くるまのニュース / 2023年6月14日 19時10分
ホンダ「ステップワゴン」の現行型は、2022年5月に発売した6代目モデル。このクルマは、他のライバル車に比べてよりアウトドアに最適なパッケージングとなっているようです。
■6代目「ステップワゴン」はアウトドア向きなクルマ?
ホンダ「ステップワゴン」の現行型は、2022年5月に発売した6代目モデル。ホンダ公式サイトによれば納期は“1年程度”とその人気ぶりが伺えます。
そんなステップワゴンは、他のライバル車に比べよりアウトドアに最適な設定となっているようです。
ステップワゴンは、1996年に初代モデルが登場したホンダを代表するミニバンです。初代登場当時は運転席下にエンジンルームを持ち、FRレイアウトを採用するキャブオーバー型ミニバンが多かった中、ステップワゴンはボンネットタイプでFFレイアウトを採用したことで広々とした室内空間を実現し、人気を博しました。
現行モデルは、2022年5月に発売した6代目で、「#素敵な暮らし」をグランドコンセプトに、ユーザーの生活スタイルに合わせて、暮らしを豊かにするアイテムとなることを目指して開発されたといいます。
ボディサイズは、全長4800-4830mm×全幅1750mm×全高1840-1855mm、ホイールベースは2890mm。
エクステリアは、初代ステップワゴンを想起する角張ったデザインで、ホンダはこのデザインについて「クルマ全体でカタマリ感のあるボディによる安心感と、シンプルで誰にでも似合うような自由なフォルムを表現した」と説明しています。
インテリアは、国内ホンダ車史上最大の室内空間となっており、どの席でも快適に過ごせるリビングのような居住性が目指されています。
パワートレインには、最高出力150馬力・最大トルク203Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載するガソリンモデルと、最高出力145馬力・最大トルク175Nmを発揮する2リッター直列4気筒エンジンに最高出力184馬力・最大トルク315Nmを発揮するモーターを組み合わせたハイブリッドモデル「e:HEV」の2種類が用意されます。
価格は、ガソリンモデルが305万3600円から、e:HEVが343万7500円からです。
※ ※ ※
そんなステップワゴンには、ギア感を演出したという純正アクセサリーパッケージ「SPORTS MIX」が用意されています。
SPORTS MIXは、フォグライトガーニッシュや、ボディサイドモール、16インチアルミホイール、リアコーナーガーニッシュ、テールゲートスポイラーが含まれ、装着すればエクステリアをグッとアウトドアで映えるタフ感の高い印象に変えてくれます。
また、ステップワゴンは車中泊もしやすい設計になっています。
本来、車中泊に適さない人気のキャプテンシート車でも、「ワンアクションレバー」が備わっており、左右のシート間を中央側に寄せられるため、セカンドシートを一体化することが可能です。
これにより、各席のヘッドレストをあらかじめ外し、寄せられたセカンドシートとサードシート(3列目席)をともに倒して一体化すれば、大きなベッドが作れるのです。
実際の空間も申し分有りません。くるまのニュース編集部員のK(身長およそ170cm)が実際に寝転んでみたところ、大人2名がゆったりと寝ることができるくらいの空間であることが実感できました。
ただし、そのままの状態では各々のシートに凹凸があるため、マットなどを敷くことで、より快適な睡眠が確保できるでしょう。
さらに、車中泊で気になるのが“遮光”ですが、新型ステップワゴンには、純正アクセサリーに「セパレートカーテン(前席とセカンドシートの間を遮る黒色のカーテン)」や、「プライバシーシェード(スライドドア、クオーター、リアウィンドウの5面に装着するシェード)」が用意されており、周囲の視界を遮るには十二分な性能を発揮します。
※ ※ ※
2023年3月25日には、キャンプ用品ブランドの「DOD(ディーオーディー)」とのコラボレーションにより実現した新「ウサップワゴン」も公開され話題となりました。
ボディはDODのブランドカラーとなる「DODタン」に塗り替え、フロント/リアバンパー、ドアミラー、ドアノブをつや消しブラックに塗り分けているほか、ワンオフで製作したルーフキャリアやリアラダーを装着し、SUVのような雰囲気となっています。
実車を見たユーザーは「販売して欲しい!このまま出たら買います!」、「オプションでもいいので出してください!」などとコメントしており、市販化に対しての期待感が高まっています。
アウトドアにも適したステップワゴンだけに、DOD仕様の限定モデルなどが登場する可能性も否定できず、今後のステップワゴンの動向に注目です。
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