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軽自動車なのに「白ナンバー」一体なぜ? 自分のクルマも出来るの? 今からでも可能な「黄色ナンバー」の交換方法とは

くるまのニュース / 2023年7月19日 11時10分

普通車のナンバープレートは「白色」、軽自動車のナンバープレートは「黄色」と定められていますが、街中ではときどき軽自動車なのに白色のナンバープレートを付けているクルマを見かけます。軽自動車なのに、なぜ白色のナンバープレートを付けているのでしょうか。

■軽自動車なのに「白いナンバープレート」!?正体は

 街中を走行している乗用車を見ると、「白色」のナンバープレートを付けているクルマと「黄色」のナンバープレートを付けているクルマが存在することに気づきます。
 
 これはクルマの種類の違いによるもので、「普通車」と「軽自動車」を判別しやすいよう、普通車のナンバープレートは白色、軽自動車のナンバープレートは黄色にするよう定められているからです(自家用の場合)。
 
 しかし、ときどき軽自動車なのに白色のナンバープレートを付けているクルマも見かけます。
 
 一体なぜ、軽自動車なのに黄色ではなく白色のものを付けているのでしょうか。

 軽自動車が白色のナンバープレートを付けている場合、その多くは「限定ナンバープレート」を装着していると考えられます。

 過去に、「2019ラグビーワールドカップ」や「東京2020オリンピック・パラリンピック」の開催を記念して、限定のナンバープレートが発行されていたことがありました。

 じつは、この限定ナンバープレートを“ある方法”で取得することで、軽自動車でも白色のナンバープレートを入手できたのです。詳しく見ていきましょう。

 この2つの限定ナンバープレートは、普通車と軽自動車どちらであっても同じものが手配される内容となっており、「寄付金付き」のタイプを選ぶと、白地に“専用デザイン”を施したナンバープレートが発行されました。

 しかし、「寄付金なし」で限定ナンバープレートを選択すると、プレートは無地の白色となり、右上に大会のエンブレムが記されただけのシンプルなデザインが発行されていたのです。

 そしてこれは一見すると、通常の白いナンバープレートとほぼ見分けが付きません。

 このような限定ナンバープレートを寄付金なしで選択することで、軽自動車であっても「ほぼ白色のナンバープレート」を装着することができたのです。

 さらにもうひとつ、軽自動車でも白色のナンバープレートを取得できる方法があります。

 それは「図柄入りナンバープレート」です。

 図柄入りナンバープレートは、全国版と地方版(いわゆる「ご当地ナンバー」)が存在し、また先述の“大会記念のナンバープレート”とは異なり、必ずオリジナルのデザインが入ります。

 また、軽自動車の場合、プレートの全周に「黄色のフチ取り」が施されるため、完全な白地ではありません。

 しかし、遠目から見るとプレートの大部分が白色ベースのため、こちらのタイプも「軽自動車なのになんで白ナンバーなの?」と見た人は勘違いしてしまう可能性が高いのです。

■「図柄入りナンバープレート」に交換する方法は?

 ラグビーワールドカップやオリンピック・パラリンピック記念の2つの限定ナンバープレートは、大会が終了している現在ではもう取得することはできませんが、図柄入りナンバープレートは今でも取得することが可能です。

2025年日本国際博覧会特別仕様のナンバープレート(自家用登録車・モノクロ)2025年日本国際博覧会特別仕様のナンバープレート(自家用登録車・モノクロ)

「一般社団法人 全国自動車標板協議会」が運営する「図柄ナンバー申込サービス」を利用して在住地域のナンバープレートを申請すれば、別途交付手数料は必要となりますが図柄入りナンバープレートを手に入れることができるでしょう。

 その交付手数料は地域ごとに金額が異なりますが、およそ7000円から9000円程度。

 また、交付手数料に加えて寄付金も支払うことでナンバープレートがカラーとなり、逆に寄付金なしとした場合はナンバープレートがモノクロになるので注意してください。

 このように、過去に限定ナンバープレートを取得している場合に限って、軽自動車でも普通車と同じようなほぼ白地のナンバープレートを装着することができ、また現在でも図柄入りナンバープレートを選択すれば、通常の黄色のタイプとは違うナンバープレートを手に入れることが可能なのです。

 現在軽自動車に乗っていて「黄色のナンバープレートから変更したい」と考えている人は、図柄入りナンバープレートへの変更を検討してみても良いかもしれません。

※ ※ ※

 また、ここまで解説した限定ナンバープレートやご当地ナンバープレートとは別に、1975年以前の軽自動車のナンバープレートも全て白色となっていました。

 そのため、この時代から大切に乗り続けられている軽自動車も白色のナンバープレートを装着していますが、こちらは現在よりひと回り小さな「小板」と呼ばれるプレートとなっているので見分けることは簡単でしょう。

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