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ホントにコンパクトカー!? スズキ新型「スポーツハッチ」内装がプレミアム! 上質感アップした新型「スイフト」の特徴は?

くるまのニュース / 2024年2月7日 7時40分

スズキのコンパクトハッチ「スイフト」がフルモデルチェンジしました。なかでもコンパクトカーとは思えない上質感のあるインテリアが特徴です。どのようなものなのでしょうか。

■インパネを囲む3Dテクスチャーがスゴい!

 スズキのコンパクトハッチ「スイフト」の新型モデルが2023年12月13日に発売されました。
 
 今回フルモデルチェンジを受けたのは通常仕様のスイフトで、4代目へと進化しています。

 なお、2000年に国内でスイフトが発売されましたが、このモデルは海外では「イグニス」という車名で販売。2004年に登場したモデルからグローバルでスイフトに統一されたため、スズキはこのモデルを“初代”とし、新型は4代目に当たるといいます。

 新型スイフトは、デザインと走りにさらに磨きをかけたうえで、安全性能も強化しました。

 外観は、一目見たら印象に残るデザインを目指し、外観はクルマ全体を包み込むラウンド形状が先進的なイメージを表現しつつ、空力性能も考慮したスタイリングを実現。

 内装は、インパネとドアトリムをつなげたスタイリングによってドライバーとクルマの一体感を表現しながら、インパネ中央に配置されるオーディオやエアコンパネル、スイッチ類などはドライバー側にやや傾けたコックピット風のレイアウトを採用しています。

 なお、スズキ初の9インチのディスプレイオーディオを搭載されたほか、9インチの全方位モニター付メモリーナビゲーションもメーカーオプションとして設定されました。

 この内外装のデザインのなかでもとくに印象的なのは、フロントドアトリムクロスやインパネの一部に施された3Dテクスチャーです。

 グレーのパネルに緻密な凹凸を施しており、見る角度や光の当たり具合によって立体感が変化して見えるという、凝った意匠を取り入れています。

 テクスチャーの形や大きさは、いくつもの試作を経て完成したといい、新型スイフトの内装での見所ともいえるもの。

 スポーティなブラック基調のインテリアのなかで、グレーの3Dテクスチャーが上手く融合し、コンパクトカーらしからぬプレミアムな空間を演出するのに一役買っています。

 また、フロントシートは、ショルダーから脇にかけての表皮の割りを一新。立体的な三角形柄とし、上質感が感じられるとともに、柄を取り入れることで滑りにくさも実現しました。

※ ※ ※

 新型スイフトのパワートレインは、新開発の高効率な1.2リッターエンジン3気筒エンジン(Z12E型)とCVTを採用。ガソリン仕様とマイルドハイブリッド仕様が用意されます。

 新たなエンジンによって力強い走り出しが可能となり、クルマとの一体感を感じられる走行性能を実現しつつ、優れた燃費性能を両立させました。

 なお国内ではスズキ初となるマイルドハイブリッド搭載の5速MT車も設定されます。

 新型スイフトは安全装備が大きく進化し、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた「デュアルセンサーブレーキサポートII」を採用しました。

 従来型のスイフトに搭載されていたデュアルセンサーブレーキサポートよりも画角・検知エリアを拡大し、検知対象に自転車や自動二輪車を追加。交差点での検知にも対応。

 また、フロントバンパーとリヤバンパーに内蔵した超音波センサーにより、前方または後方の壁などを検知し、衝突の可能性があると判断した場合に被害軽減・衝突回避を試みる低速時ブレーキサポート(前進・後退)を採用しました(5速MT車を除く)。

 さらに、ミリ波レーダーと単眼カメラが車両前方の状況を認識し、ハイビームの照射範囲を細かく制御するアダプティブハイビームシステムを搭載したほか、車線中央付近の走行維持をサポートする車線維持支援機能や、車線をはみ出さないサポートをする車線逸脱抑制機能、高速走行時や渋滞時に運転操作をサポートするアダプティブクルーズコントロールとの組み合わせにより運転操作の負担を軽減します。

 加えて、スズキのコンパクトカーで初めて電動パーキングブレーキを搭載しました(ハイブリッド MZに装備)。

 新型スイフトの価格(消費税込)は172万7000円から233万2000円です。

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