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スバルの最新「コンパクトSUV」雪道をグイグイ走れる? 「クロストレック」がけっこうスゴい! 一体どんなモデル?

くるまのニュース / 2024年2月19日 15時10分

スバルSUVのなかでもっともコンパクトなモデルが「クロストレック」です。数あるSUVモデルのなかでは“弟分”ともいえる存在ですが、その実力を冬の青森で試してみました。

■最新SUV「クロストレック」の雪道性能はどうだった?

 スバルはさまざまなSUVをラインナップしていますが、そのなかでも、“弟分”ともいえるもっともコンパクトなモデルが「クロストレック」です。
 
 扱いやすいサイズのボディやラギッドでスポーティなデザインを組み合わせたクロスオーバーSUVで、従来の「XV」の後継車として2022年12月に発表。
 
 個性的なデザインをさらに際立たせ、動的質感や使い勝手、安全性により磨きをかけています。

 エンジンは2リッター直噴+モーターのハイブリッド(e-BOXER)のみの設定とし、トランスミッションにリニアトロニックを組み合わせています。駆動方式はAWD(全輪駆動)に加えて、時代のニーズに合わせてFWD(前輪駆動)も用意しました。

 さらに、新世代アイサイトを搭載したうえで、国内スバル初となる広角単眼カメラを追加した3眼カメラを採用することで、高いレベルでの安全性能を実現しています。

 今回、そんなクロストレックで冬の青森で雪道を走行しました。

 スバル車はAWD性能が優れていることでも知られていますが、クロストレックは雪上でどのような性能をみせてくれたのでしょうか。

 今回試乗したのは、2つあるグレードのうち、上級仕様「リミテッド」のAWDです。外観は各所にダークグレーの加飾が施されており、フルLED化されたヘッドライトはステアリング連動ヘッドランプ+コーナリングランプを備えています。

 ちなみに、クロストレックは新車装着時のタイヤはオールシーズンタイヤが標準となるのですが、今回は本格的な雪道を走行することからスタッドレスタイヤを履いていました。

 クロストレックの運転席に座って最初に感じたのは、乗降性の良さです。全高が1550-1575mmに抑えられており、この低さが乗り降りのしやすさにつながっているようです。

 また、ルーフレール・シャークフィンアンテナ非装着車であれば、全高が多くの機械式駐車場の上限である1550mmとなり、日常的な使い勝手も考慮されました。

 さらに、運転席からの視界も良く、高めのアイポイントとともに、遠くを見通すことができます。

 これは、スバルが視界の良さを「0次安全」としてひとつの安全性能と捉えていることから実現されたもので、安心して運転することができることが実感できます。

 インテリアは、最近のスバル車に共通する、11.6インチの大型センターディスプレイをインパネ中央に搭載。先進感のあるコクピットを実現しているとともに、ブラック基調にシルバーアクセントを織り交ぜたインテリアはシックな印象で、運転に集中できる環境が整っていました。

■冬の雪道で安心して走ることができるワケとは?

 そんなクロストレックを雪道で走らせてみると、安定感のある走行性能を体感できます。

 クロストレックのAWDは、クルマのパーツを左右対称かつ一直線に配置して、低重心と優れた重量バランスを実現する「シンメトリカルAWD」を採用。

 走行シーンに応じて4輪への駆動力配分を最適に制御しており、雪道のような滑りやすい路面でも安心して走ることができるのです。

 雪道で「急」がつく操作は禁物ですが、クロストレックを普通に走らせている分には滑ったりすることなく、e-BOXERのモーターアシストで山道もグイグイのぼっていってくれます。

スバル「クロストレック」スバル「クロストレック」

 最低地上高は高めの200mmを確保。今回はそれほど深い雪道に遭遇することはなかったものの、荒れた雪道にはまっても、路面状況に合わせて「X-MODE」の走行モードを「DEEP SNOW/MUD」に切り替えることによって脱出可能となっています。

 もしX-MODEの出番がなかったとしても、いざとなったら使えるという安心感により、不安なく雪道を走ることができると感じました。

 また、このクロストレックから新たなシート構造を採用。医学的知見を取り入れて、仙骨を押さえるシートとすることでクルマの揺れが頭部へ伝わることを防ぎ、快適な乗り心地を実現するといいます。

 確かに、山道のワインディングでも体が左右に揺さぶられにくく、疲労感が軽減されるような気がして、こういった点もクロストレックの基本性能の高さを感じられるポイントとなっているようです。

 加えて、クロストレックは寒い時期に重宝する機能を搭載。ワイパーブレードとミラーの凍結や雪の付着を防止する「ワイパーデアイサー」「ヒーテッドドアミラー」が、手頃なコンパクトSUVクラスでは珍しい全車標準装備です。

 さらに、スイッチを入れると素早く温まる「シートヒーター」「ステアリングヒーター」や、大容量バッテリーなどを設定しており、雪国で支持されるスバルSUVだけに、冬装備が完備されているうれしいところでした。

※ ※ ※

 スバルの弟分SUVといえども、クロストレックは雪上で頼もしい走行性能を見せてくれました。

 SUVらしい力強い外観デザインに先進的な内装、使い勝手の良いサイズ感、3眼アイサイトによる高い安全性能など、街乗りからアウトドアまでさまざまなシーンにマッチするクロストレックは、総合力の高いモデルのひとつといえそうです。

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