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トヨタ「ハイエース」生産再開! 同時に「アルヴェル」や「救急車」も!? 豊田自動織機の不正後、基準適合を確認

くるまのニュース / 2024年2月28日 11時30分

国土交通省は、豊田自動織機による型式指定申請における不正行為が確認されたエンジンについて、順次、道路運送車両法の基準適合性等に関する検証を行っています。今回、不正行為が確認されたエンジンについて技術的な検証を行った結果、自動車用エンジン3機種について、道路運送車両法の基準に適合していることなどを確認したため、当該3機種については、出荷停止の指示を解除すると発表しています。

■豊田自動織機の自動車用エンジン3機種が「出荷停止の指示」解除

 2024年2月28日に豊田自動織機は、出荷停止指示となっていた自動車用エンジン3機種について、3月4日から生産・出荷を再開することを発表しました。
 
 これにより、トヨタにおいても一部工場での生産を再開するとしています。

 2024年1月29日に豊田自動織機は、エンジン国内認証における法規違反について、国土交通省をはじめとする監督官庁へ報告し、対象機種の基準適合性を検証が進められていました。

 その結果、自動車用エンジン3機種について、基準に適合していることが確認され、国土交通省は2024年2月27日に出荷停止指示を解除するとの発表。

 この決定を受けて豊田自動織機は、2024年3月4日から対象エンジンの生産・出荷を再開します。

 なお自動車用エンジン3機種は以下の通りです。

ーーー
 ●ディーゼル
 ・1GD:ハイエース、グランエース、ランドクルーザープラド、ダイナ/デュトロ
 ・2GD:ハイラックス
 ・F33A:ランドクルーザー
ーーー

 本件について、豊田自動織機は次のようにコメントしています。

「お客さま、販売店、仕入先をはじめとする多くの関係者の皆さまに、多大なご迷惑をおかけしておりますことを改めて深くお詫び申しあげます。

 当社は二度とこのような行為を繰り返すことのないよう、しっかりと立ち止まり、法規遵守の再徹底に全社をあげて取り組んでまいります」

※ ※ ※

 またトヨタは、豊田自動織機のディーゼルエンジンにおける認証不正により、一部の生産ラインの稼働を停止していました。

 今回の国土交通省の公表を踏まえて、豊田自動織機よりエンジンの供給を受け「いなべ第1ライン」、「岐阜車体第1ライン」を同年3月4日より生産再開することを決定したと発表。

 これにより、日本国内すべての工場での生産を再開し、国内仕向けの車両の出荷を再開することとなります。

 なお生産再開の車両は以下の通りです。

ーーー
 ・いなべ工場第1ライン:ハイエース、エース、グランエース(同工場で生産されるアルファード、ヴェルファイア)
 ・岐阜車体第1ライン:ハイエース、エース(同工場で生産される救急車)
ーーー

 なお本件についてトヨタは次のようにコメントしています。

「トヨタとして、豊田自動織機が原点に立ち戻り、エンジン事業の再生に取り組むことを継続的にサポートしてまいります。

 また、グループ全体の取組みとして、安全と品質が最優先で徹底されるよう、いま一度見直しを図っていきます」

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