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結婚発表で「大谷フィーバー」再び!? 全国各地にある「大谷バイパス」で道路交通どう変化? 圧巻の「360度大回転」でドライバーの度肝抜く

くるまのニュース / 2024年3月1日 16時40分

米大リーグで活躍する大谷翔平選手が結婚を発表しました。「大谷フィーバー」で盛り上がりを見せるなか、全国にはいくつもの「大谷バイパス」が存在しています。一体どこで開通したのでしょうか。

■高低差を一気に克服するループ線

 2024年2月29日、米大リーグで活躍する大谷翔平選手が、自身のInstagramで結婚を発表しました。

 投稿では「お相手は日本人女性です」として、「新たなチームと新たな環境でのスタートとなりますが2人 (1匹も)で力を合わせ支え合い、そしてファンの皆さまと共に歩んでいけたらと思っております。まだまだ未熟な点も多々あるかと思いますが温かく見守っていただければ幸いです」と思いをつづっています。

 ドジャースに移籍し、新天地での活躍が期待される大谷選手。日本全国で、結婚を祝福するムードとともに「大谷フィーバー」が再び高まっていて、「大谷」にまつわるあらゆる物事が熱を帯びています。

 さて、日本には「大谷」の名を関する道路や道路施設は各地に整備されています。その中で5つの「バイパス道路」を選んで紹介します。

●大谷バイパス(国道482号)

 兵庫県香美町の国道482号は、旧村岡町から県境を越えて鳥取県若桜町へ抜ける、峠越えルートです。近年まで県境区間は通行不能区間でけもの道の様相でしたが、2019年に整備が完了し、両県間をつなぐ新たなネットワークの一員となりました。

 大谷バイパスは、道中にある旧美方町の中心部を、東側の矢田川対岸へ抜けるものです。現道はすれ違うのがたやっとの昔ながらの生活道路で、歩道も無く安全確保に課題がありました。

 2021年に北半分が開通し、残る南半分も2022年に事業化。計2210mの全通を目指して用地取得などが進められています。

●大谷バイパス(県道茅野福岡線)

 国道482号大谷バイパスの南東7kmにも、同じく「大谷バイパス」があります。

 国道9号の「道の駅ハチ北」から山奥のハチ北温泉やスカイバレイスキー場へつなぐ県道茅野福岡線も、やはり生活道路の狭隘な道路で、観光シーズンをはじめ混雑や安全確保に課題がありました。

 そこで南側の山裾に2車線を確保するのが、延長1.5kmの大谷バイパスです。2018年に全線開通しました。

■圧巻の「360度カーブ」がすごい!? ぜひ行ってみたい「大谷道路」とは

●大谷道路(国道249号)

 石川県能登半島の最先端にあたる、珠洲市の国道249号にあるのが、2014年開通の「大谷道路」です。

 景勝地の「白米千枚田」からさらに東へ約20km、日本海側から富山湾側へ抜ける大谷峠をスムーズにするため、約27年に渡る事業を経て完成しました。

 特徴は、ドライバーを圧倒する巨大なループ橋です。半径110mでぐるりと360度旋回し、急な高低差をこれで一気に克服していきます。

2024年元日の能登半島地震でバイパスは各地で損傷し、途中の「大谷トンネル」は内部のコンクリートが崩落するなど、大きな被害を受けており、早期の復旧が期待されます。

●大谷バイパス(国道125号)

 霞ヶ浦の南側、茨城県美浦村と稲敷市にまたがる国道125号で、「大谷バイパス」が整備中です。土浦と佐原を最短距離でむすぶルートで交通量も多いですが、現道は昔ながらの生活道路で、交通安全や渋滞など課題がありました。

 そこでバイパスが西側から整備されてきました。常磐道の桜土浦ICや国道6号土浦バイパスから「阿見美浦バイパス」が2002年に全通。一部をのぞき4車線です。その延長線上にあるのが「大谷(おおや)バイパス」です。

 2018年までに西半分の計960mが開通し、2022年に1110mが延伸開通。全通まであと約500mを残すのみとなっています。

●大谷バイパス(県道長井大江線)

 山形市から北西へ約18km、朝日町の旧大谷村の中心部に「大谷(おおや)バイパス」が通っています。

 開通したのは2012年。旧道は水田を抜ける狭い道路で通行困難のため、中心街を東側に抜ける新ルートが建設されました。延長は1300m、2車線の幅員が確保され、左沢・寒河江方面へ移動しやすくなりました。

【番外】大谷PA(東北自動車道)

 東北道の宇都宮ICの手前にあるのが「大谷PA」。読み方は「おおや」です。人気のメニューは宇都宮名物である「餃子定食」「ホルモン焼き定食」のほか、近くのご当地ラーメンの「佐野ラーメン」も人気となっています。

 宇都宮ICに比べて、宇都宮中心部まで距離的に近い位置にあるため、この大谷PAへスマートICを設置する動きがあります。開通目標は2025年度。現在は用地取得が進められています。

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