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日産「新型サニー」!? 全長4.5m級で”約250万円”! 「懐かしの車名」引き継ぐ“迫力顔”の「コンパクトセダン」の正体とは

くるまのニュース / 2024年3月12日 6時10分

世界累計販売台数5000万台超の金字塔を打ち立てるトヨタ「カローラ」と、かつて双璧をなした大衆車がありました。その名は日産「サニー」、日本では姿を消してしまいましたが、国外ではまだ存在するようです。どのようなモデルなのでしょうか。

■まだあるの!? 日産「サニー」とは

 世界累計販売台数5000万台超の金字塔を打ち立てるトヨタ「カローラ」と、かつて双璧をなした大衆車がありました。その名は日産「サニー」です。

 それぞれの頭文字をとって「CS戦争」と呼ばれるほど熾烈なトップ争いが繰り広げられました。

 サニーは日本経済が高度成長真っ只中の1966年に1リッターエンジンを搭載してデビューし、大ヒットします。

 ところが半年後、サニーをライバル視したようなキャッチコピー「プラス100ccの余裕」を掲げてカローラが1.1リッターエンジンで登場し、1969年に年間販売車種No.1の座につきます。

 日産も黙ってはいません。1971年のフルモデルチェンジで、2代目サニーはエンジンを1.2リッターに、ボディサイズも拡大して「隣りのクルマが小さく見えます」というキャッチコピーで応戦します。

 一方、カローラは新たに1.4リッターや1.6リッターを用意し、引き離しにかかります。

 その後、サニーはカローラに先駆けてFF化やターボを採用しますが、カローラの牙城を崩すまでに至らず。

 1991年12月に日産車初となる国内生産累計1000万台を達成するものの、ユーザー層の高齢化、小型セダン市場の縮小、そしてルノーとアライアンスを組んだことによるグローバル戦略の流れもあって、2004年、9代目をもってサニーの名は日本市場から消滅します。

 ただ、サニーの名が世界から消えたわけではありません。1994年に導入を始めた中東では、サニーという名はそのままに進化を続けており、日産サウジアラビア社長は「サニーはイノベーションの象徴です」と述べ、小型セダンのフロントランナーとしての地位を確立しているそうです。

 現行モデルは2019年に登場した11代目にあたり、2023年10月30日に誕生した2024年モデルでは新しいVモーショングリルを採用するなどアップグレードが図られました。

 ボディサイズは全長4496mm×全幅1740mm×全高1455mm、ホイールベース2618mm。

 エンジンは最高出力160ps、最大トルク149Nmを発揮する1.6リッターガソリンで、CVTを組み合わせています。e-POWERは未設定です。価格は6万1500UAEディルハム(約250万円)からとなっています。

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